東洋水産は10月15日、「MARUCHAN QTTA ハンバーガー味」を発売した。同商品はファストフードの味を再現した「超スナック系」シリーズの第3弾で、「フライドチキン味」も同時発売されている。非常にエッジの効いた商品のため、ツイッターでは
「ハンバーガー味とは……」
「ハンバーガー味のカップ麺とかいう意味のわかんないもの」
「小学生が考えたのかな?」
など困惑の声が寄せられている。一体ハンバーガー味とはどんなものなのだろう。キャリコネニュース編集部も食べてみた。
「スープが染み込んだ豚肉ダイス」と「シャキシャキ玉ねぎ」が本気度高め
まずQTTAハンバーガー味は、パッケージが可愛い。ハンバーガーのバンズ、パッケージも中に挟んであるレタスやハンバーグなどをモチーフとなっている。手に取ってから「……ハンバーガー味?」と驚く人もいるかもしれない。
蓋を開けるとケチャップ、マヨネーズ、ピクルスのような酸味の強い香りがしたが、お湯を注ぐと、温められたバンズのにおいが漂った。3分待つ間、某ハンバーガーショップでトレイに載せられたバーガーを受け取り、席で包み紙を開けるときまで感じられるにおいと幸福感を堪能できた。
食べてみると、味自体はそんなにハンバーガー然とはしていない。しかし、ダイスカット豚肉のスープの染み込み具合と、シャキシャキ感が楽しいみじん切りの玉ねぎの食感、そしてどことなく漂うトマトケチャップとピクルスの香りがあいまって、ハンバーガー感を強めている。
とは言っても、やはりこの商品は「ラーメン」。チキン風味でとろみの付いたスープのため、バンズをラーメンのスープに漬けてトロトロにしながら食べている感覚が、ないわけではない。
結論:においと後味がハンバーガー(個人の感想)
またスープは結構味が濃く、コショウもがっつり効いている。さらにもちもち麺にとろみのあるスープが絡んで、食べごたえは非常に満点。久しぶりにここまでジャンキーなカップ麺を食べた気がする。
アラサー女子である筆者の胃袋には割とくるものがあるが、180円でこの食べごたえはすごい。「ハンバーガー味」か否かについては個人差が大きいと思うので、ぜひ一度お試しいただきたい。筆者は「においと後味はハンバーガー(ピクルス)」派です。