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「ベストジーニスト」菜々緒が殿堂入り、新部門ではファクトタム有働幸司が受賞

2018年10月15日 19:14  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

トークショーの様子(左から、中島裕翔、菜々緒、荻野目洋子、高橋一生、長谷川潤) Image by: FASHIONSNAP.COM
日本ジーンズ協議会が主催する第35回「ベストジーニスト 2018」が10月15日に発表された。1984年にスタートし、35回目を迎えた今年は一般選出部門でHey! Say! JUMPの中島裕翔とモデルで女優の菜々緒が、協議会選出部門でモデルの長谷川潤、俳優の高橋一生、歌手の萩野目洋子が選出。新設された「Amazon Fashion Week TOKYO×協議会選出部門」では、国産のデニムを使用したコレクションを発表している「ファクトタム(FACTOTUM)」のデザイナー有働幸司が受賞した。

 全国の一般投票によって選ばれる一般選出部門では、中島が昨年に引き続き2回目の受賞。菜々緒は2016年から3年連続の受賞となり、今年度で殿堂入りした。菜々緒は全身をブラックでシンプルにまとめ、デニムを引き立てたコーディネートで授賞式に登場。殿堂入りについて「昨年も中島さんとご一緒に賞をいただくことができて、その時に来年も一緒に受賞できたらいいですねと話していたんです。なので今回の受賞は中島さんのファンの方々の後押しがあったのだと思います」と中島のファンへ感謝の気持ちを述べた。中島はジャケットに革靴というトラッドなスタイルで、テーパードのデニムを着用。今年の受賞について「平成最後の年に"Hey! Say!"と名前がついたグループの僕が受賞することができて光栄です。ジャニーズ事務所の先輩方がこれまで何人も受賞されてきたものなので、僕にとって歴史的な意味もある思い入れの深い賞です」とグループ名との縁を交えながら受賞の喜びを語った。
 協議会が推薦と選出を行う協議会選出部門で受賞した長谷川は、ホルターネックのトップスと太ももからスリットの入ったデニムを合わせたコーディネートを披露。今まではスキニーデニムを着用することが多かったが、最近はワイドなシルエットのものが気になっており、「デニムは自然体で着こなすことがポイント」と話した。高橋は普段着ているというデニムジャケットと糸から染められたネイビーのデニムを着用。荻野目は、刺繍やスタッズが施されたレザーのライダースジャケットとストレートのダメージジーンズに、デニム素材のパンプスを合わせたスタイルで出席した。
 今年新設された「Amazon Fashion Week TOKYO×協議会選出部門」の授賞式ではファクトタムのデザイナー有働幸司のほか、ゲストとして来日中のキャメロン・ダラスが同ブランドのデニムでまとめたコーディネートで登壇。ダラスはデニムの産地である岡山が台風で被災していることに触れ「大好きな日本のデニムの産地を応援しています」と気遣った。