ヨシタケシンスケの特集が10月21日にTBS系のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で放送される。
1973年に神奈川で生まれた絵本作家のヨシタケシンスケ。サラリーマン生活を経て、広告美術やコマ撮りアニメの人形制作、イラストの仕事を約14年続け、40歳の時に自らの子育て経験をもとにした『りんごかもしれない』で絵本作家としてデビューした。同作は『MOE絵本屋さん大賞』第1位および『第61回産経児童出版文化賞美術賞』を受賞。著作に『第8回MOE絵本屋さん大賞』第1位を受賞した『りゆうがあります』、『第9回MOE絵本屋さん大賞』第1位および『ボローニャ・ラガッツィ賞』特別賞を受賞した『もうぬげない』、『第51回新風賞』を受賞した『このあとどうしちゃおう』などがある。
約8か月間にわたってヨシタケに密着した番組では、自身の創作の根本についての想いが語られるほか、新作絵本が生まれる瞬間を捉える。ヨシタケは絵本制作について「絵の奥行きや抒情などでは勝負出来ない分、新しいものの見方の提案とか、人が言いにくいことを言ってみるとか、付加価値を付けないといけないと思ったんです」と述べている。