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ドレイク、不遇の幼少時代や息子の存在を赤裸々告白 「リアーナと家族になりたいと思ったこともあった」

2018年10月15日 18:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

愛息や自身の幼少時代について赤裸々に語るドレイク、左はレブロン・ジェームズ(画像は『HBO 2018年10月9日付Instagram「#TheShopHBO is back in business.」』のスクリーンショット)
米時間12日、カナダ出身の人気ラッパー、ドレイク(31)が自身の幼少時代や愛息の存在、またシングルファーザーとしての心の葛藤などを赤裸々に語った。

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今年6月に発売されたアルバム『SCORPION』に収められた楽曲『Emotionless』のなかで、「息子の存在を世間から隠していたわけじゃない。やかましい空っぽの世界を見せたくなかっただけ」と歌い、自身に息子がいることを認めたドレイク。

フランス出身の元アダルト女優ソフィーさん(Sophie Brussaux)との間に授かった愛息アドニスくんについて、これまでオープンに語ることのなかった彼が、米時間12日に出演したTV番組『The Shop』にてシングルファーザーとなった心の葛藤を吐露するとともに、決して幸せとは言い難かった自身の幼少時代についても言及した。

NBAスターのレブロン・ジェームズと実業家マーベリック・カーター氏との対談形式で行われた同番組のなかでドレイクは「息子がいる」「クレイジーなことに瞳の色がブルーなんだ」と言いながら、スマートフォンからアドニスくんの写真をレブロンに見せていた。

幼い頃に両親の離婚を経験し「家族」という温かい環境を知らずに成長したドレイクは、不仲な両親や自身の境遇を恨んだこともあったという。一時は「(当時交際していた)リアーナと一緒になって家族を築く」という“おとぎ話”のような人生を欲したこともあったというドレイクだが、実際は「たった2回しか会ったことのない」ソフィーさんと男女の仲になり、アドニスくんが誕生したことを楽曲『March 14』の中で明かしている。

また、子供ができたことを自分の母親に伝える時はとても怖かったという。過去の交際相手だった何人かの女性をドレイクの母親が大変気に入っていたため、母親とまったく面識のないソフィーさんとの子供だと明かすのは勇気がいったそうだ。自身の幼少期に重ね合わせ、自分もまた父親と同じ“シングルファーザー”の道を歩むことになったこと、そして今後は息子が抱えることになるであろう悩みや葛藤をこのように赤裸々に歌に込めている。

「“シングルファーザー”って言葉は嫌いだ。この言葉を聞くと胸が張り裂けそうになる。」
「いつか家族を持つことに憧れていた。だけど自分も結局は両親の二の舞ってわけだ。」
「お前には、どっちの親と一緒に住むか、どっちがお前をより愛しているか、そんなことに悩んでほしくない。」

ドレイクはアドニスくんが成長したら、ソフィーさんとの関係をきちんと説明できる自分でありたいと語った。「この曲をお前が聴く頃には、今はギクシャクしている俺とお前の母親の関係がよくなっていることを願う」と歌っているように、今は決して良好とは言えないソフィーさんとの関係を築き、アドニスくんには自分の幼少時代のような苦しみは経験してほしくないとも述べている。

「よき父親でありたい」と嬉しそうに語るドレイクは、地元NBAチーム「トロント・ラプターズ」のグローバル・アンバサダーを務めるほどのバスケット好き。昨年10月に誕生したアドニスくんは1歳になったばかりだが、「大きくなったら、夏はレブロンの家に連れて行って合宿だよ」と楽しそうに話す姿はすっかり“パパ”の顔をしていた。



画像は『HBO 2018年10月9日付Instagram「#TheShopHBO is back in business.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)