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デビューブランド「アオイ ワナカ」のショーで東京ファッションウィーク開幕

2018年10月15日 12:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「アオイ ワナカ」2019年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
10月15日の今日、2019年春夏シーズンに向けた新作を発表する東京のファッションウィーク「Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S」が開幕した。オープニングを飾ったのは「アオイ ワナカ(AOI WANAKA)」で、今回が初参加となった。

 Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/Sの日程は、10月15日から21日までの7日間。渋谷ヒカリエと表参道ヒルズをメイン会場にファッションショーやインスタレーションショー、ウェブなどで約50ブランドの新作コレクションが発表される。
 初日のトップを飾った「アオイ ワナカ」は和中碧によるウィメンズブランドで、今年デビューした。2019年春夏コレクションでは「菜虫、蝶となる」をテーマに、幼虫が蛹から蝶になる過程を表現。シンプルな白色のランウェイを敷いた会場で、京都の絞り染め専門店「片山文三郎商店」の伝統技術を用いたシルクのブラウス、袖にボリュームを持たせたトップスやドレス、ニット素材のベストといったアイテムに、蝶モチーフのピアスと花モチーフを採用したアクセサリーなどをスタイリングした。カーキやアッシュ、ベージュ、ブルーなど淡い色使いと、コルセットを連想させる紐のディテールや植物をあしらったパターン、レースなど異なる要素を融合させたデザインが際立った。
 ショーの後に行われた記者会見で和中は、「私のブランド自体がこれからはじまるので、これから羽ばたいていくという意味を込めて、蝶を主役とするのではなく蛹が羽化して蝶になるまで育っていく過程を表しました」と説明。コンセプトとブランドのこれからを重ねた。
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