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乃木坂46の西野七瀬もハマるゲーム実況者「ガッチマン」って何者?

2018年10月15日 05:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 乃木坂46の西野七瀬が10月10日、ライブ配信サービス「SHOWROOM」上の帯番組『のぎおび⊿』に出演。最近ハマっていることとして「ゲーム実況」を挙げ、よく見ている実況者について「ホラーゲームばっかりやっている方がいて……」と語っていたところ、視聴者から「ガッチマン」と名前を言い当てられていた。


(参考:乃木坂46西野七瀬、卒業後は本田翼の影響でゲーム実況デビューを熱望?「いつかやりたいって密かに思っています」


 「ゲーム実況」というシーンに詳しくない人のために説明すると、「ガッチマン」は2009年より、ニコニコ動画、YouTubeを中心に活動するゲーム実況者だ。西野も語るように、『SIREN』シリーズや『サイレントヒル』シリーズを始め、ホラーゲームをプレイすることが多い。ホラーゲームの実況プレイ、というと、実況者の“ビビリっぷり”や絶叫、初見のリアクションを楽しむのが王道だが、ガッチマンは多くの場合、事前にそのタイトルをやり込み、解説しながらサクサクとプレイしていく。


 ちょっと近所に出かけるくらいのノリで、ゾンビやモンスターで溢れかえる街をガイドしながら、悠々とクリアするスタイルーーそれは、ホラーゲーム好きには各タイトルの新たな楽しみを見出すことができるとともに、ホラーゲームが苦手な人にも笑いながら楽しめるものになっている。


 そのスタイルの中にもバリエーションがあり、タイトル選びも含めて飽きさせないエンターテイナーでもあるのが、ガッチマンの人気の所以だろう。『Five Nights at Freddy’s』シリーズなど、特にインディーゲームにおいては初見プレイの動画をアップすることもあるが、多くのプレイヤーの心拍数を上げたショッキングなシーンにもほとんど驚くことなく、最大難易度のモードをクリアするまで、じっくりやりこむ。『DEADRISING』のようなアクション性の高いゲームにおいては、周回プレイ後のデータで無双状態の爽快感を見せる。また、ガッチマンは現在、1978年生まれの40歳で、年の功を感じるオヤジギャグや下ネタも、動画のいいアクセントだ。


 西野七瀬は今年3月、インターネット上で配信された『乃木坂46時間TV』でPSVRの『バイオハザード7』をプレイしていたが、少なくないプレイヤーがそうであったように、あまりの怖さでゲームを進めることができず、高山一実にコントローラーを預けていた。


 そんな彼女でも楽しめる「怖くないホラーゲーム実況」という新たなジャンルを開拓したガッチマン。顔出しでのイベント出演も多く、ステージに上がれば黄色い声が上がる人気者だが、彼は妻帯者で二児のパパなので、西野七瀬ファンの方はご安心(?)を。ホラーゲームが好きな人も、苦手な人も、西野が日々の楽しみにしているという、彼の動画をチェックしてみてはいかがだろう。


(橋川良寛)