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山下健二郎、岩田剛典の『DTC -湯けむり純情篇-』感想を暴露 「“悔しい”と言ってましたね」

2018年10月15日 00:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 10月14日、映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』の大ヒット御礼舞台挨拶が東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、山下健二郎、佐藤寛太、平沼紀久監督が登壇した。


 本作は、総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』のスピンオフ作品だ。『HiGH&LOW』の舞台であるSWORD地区を離れて旅に出るも、ひょんなことから温泉街「かみしも温泉」の宿で住み込みバイトとして働くことになったダン(山下健二郎)、テッツ(佐藤寛太)、チハル(佐藤大樹)の3人組。女手一つで温泉宿「森田屋」を切り盛りする未亡人のマリとその娘のメグミ、そしてマリに想いをよせる従業員の宮崎といった人々と、笑いあり、涙ありの「松竹✕HiGH&LOW」な人情ムービーに仕上がっている。「達磨一家」の達磨ベイビーズや「White Rascals」のSMGら、『HiGH&LOW』シリーズでおなじみの面々も登場する。3週間限定公開の本作だが、5日より副音声付き上映もスタートし、ますます盛り上がりを見せている。


 ダンを演じた山下は黒のセットアップで登場。司会者から「身の回りでの反響はいかがですか?」と聞かれると「三代目 J Soul Brothersのメンバーが、結構『DTC』を観てくれて。メンバーの岩ちゃんが『面白かった』、『悔しい』と言ってましたね」と岩田剛典の感想を披露。監督が「本当に?」と突っ込むと、山下は咄嗟に「嘘です」と返答。すると監督は「マスコミさん来てる前で嘘つかないでよ!」と慌てた。しかし山下は笑顔で「いや、本当です」とフォローを入れ、嘘と言ったのは冗談だったことを明かした。また、話題は今日の舞台挨拶で不在であった佐藤大樹について。「今日は大樹がいないですけど、DTCのメンバーと(舞台挨拶を)回れて楽しいです」と話す監督に山下が「あいつ何してるんですか?」と突っ込みを入れた。「まあ、あいつ……大阪で踊ってるんじゃないかな? 京セラドーム(笑)」と言うと、寛太と山下は「そっか!!」と納得の様子。山下は「本業してるんですね。あいつEXILEでしたね、忘れてた!」とジョークを飛ばす。監督が「なんだと思ってたの?」と問いかけると寛太は「大樹だと思ってました」と手のひらを下に向けて上下し、そこに大樹がいるかのように話した。


 ここで応援に、同じLDH所属の後輩、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが登場。16名のメンバーが一気に登壇したことで会場の華やかさは急上昇し、観客も盛り上がった。映画を観た感想を司会者から聞かれると、THE RAMPAGEの岩谷翔吾は「今回この……」と作品について話そうとすると、すかさず山下が「翔吾、大丈夫?」とガチガチの岩谷を気遣う。聞かれるや否や「めっちゃ緊張してます! 急にこられると思わなかったので!」と笑顔を見せる。改めて、「観終わった後に真っ先に健二郎さんに連絡させていただいて」と話すと山下は「すごかった~。長文のLINEが来たんですけど、めんどくさくなっちゃって、ありがとうってだけ返しました」と暴露。これには会場も大爆笑が起こり、山下と岩谷の関係性だからこそのやりとりにメンバーも盛り上がった。山下は「すごい気持ちは嬉しかった、気持ちはめっちゃ嬉しかったけど!」とフォローを入れたが、あまりの長文に戸惑ってしまったそう。


 また、THE RAMPAGEのメンバー、藤原樹はよく寛太とご飯に行っているという。どんな話をしているのかと司会者に振られると「普段は……、世間話ですね」ときっぱり。「その内容が知りたいんだよ!」という突っ込みがあり「暇さえあれば寛太くんに『ヒマ?』ってLINEして、ランチ行こうって」と藤原が続けた。寛太はそれに対して「無言ですね。喋んないです。喋ることがないんです!」と仲が良すぎて話題が尽きたことを明かす。「喋るを超えましたね、空気みたいな感じです。とりあえず誘っとくか、みたいな」とお互いの信頼関係が伺えるエピソードを披露。寛太が「兄弟みたいな感じです」というと藤原も「そうっすね」と2人でいることが自然であることを話す。食事場所はどちらが決めているのかと山下から聞かれると、寛太は「こっちですね」と藤原をさす。しかし藤原は「でも、僕が意見しますけど、だいたい受け入れてもらえない」と、結局主導権は寛太にあることがバレた。


 同じ事務所所属のメンバーが集まったがゆえ、会場は終始笑いに包まれ、さらにはグループの垣根を越えた貴重なエピソードも披露され、大盛り上がりのまま舞台挨拶は幕を閉じた。(取材・文=Nana Numoto)