全日本F3選手権第8大会は10月13日、第18戦/第19戦の公式予選が行われ、2018年チャンピオンの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が両戦ともにポールポジションを獲得した。
WEC世界耐久選手権・富士6時間の併催レースとして開催されている全日本F3選手権の今季最終ラウンド。すでに今季チャンピオンは第7大会のスポーツランドSUGOで坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が獲得していたが、最終ラウンドも坪井の連勝が続くのか、スポット参戦する大草りき(Planex スマカメ・F3)、太田達也(Albirex-RT)の走り等、多くの注目点があった。
10月12日(金)に2回行われた専有走行では、坪井がトップタイムをマークし、笹原右京(THREEBOND)、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)と続いた。迎えた13日11時30分からの予選では、開始7分に一度赤旗が出たが、まずは坪井が1分33秒905をマーク。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分33秒950で続き、笹原、金丸悠(B-MAX RACING F3)、阪口晴南(TODA FIGHTEX)と続いた。
各車一度ピットに戻った後、チェッカーに向けふたたびアタックが展開されていくが、ここで笹原が1分33秒720、そして宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分33秒435をマークしていくが、坪井が1分33秒309をマークしふたたびトップへ。坪井は1分33秒330というセカンドベストもマークしており、第18戦/第19戦ともポールポジションを獲得してみせた。