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嵐、『僕とシッポと神楽坂』主題歌MVで見せた“自然体” 相葉雅紀のソロパートもポイントに

2018年10月13日 08:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐が、通算56枚目となるニューシングル表題曲「君のうた」(作詞:ASIL/作曲:多田慎也、A.K.Joneway/編曲:佐々木博史)のMVを10月24日のリリースに先駆けて公開した。


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 同曲は10月12日スタートの相葉雅紀主演、金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)の主題歌。『僕とシッポと神楽坂』は、たらさわみち作の同名マンガのドラマ化。相葉扮する動物病院を営む心優しい獣医師の高円寺達也(通称コオ先生)が、東京・神楽坂を舞台に動物たちや飼い主たちと心温まる交流を紡いでいく物語だ。「君のうた」はそんな作品に寄り添うように、出会いや別れ、変わっていくもの変わらないものなど日常の中にある愛おしさ大切な人、もの、場所などへの想いを心地よいメロディに乗せて届けるハートウォオーミングな楽曲となっている。


 公開されたMV映像は、とある街で暮らす嵐5人それぞれの“日常”がテーマ。MVの中で櫻井翔は定食屋で昼食、松本潤は行きつけのカフェで一休み、二宮和也は古本屋で本を物色、大野智は町と公園をのんびりと散歩、そして相葉は柴犬・リン君とたわむれる姿など、リラックスした時間を過ごしている表情が印象的だ。相葉のソロパートを含む歌唱シーンでは、ハウススタジオで5人揃って笑顔で歌う様子やふざけ合って笑う姿も収録されている。一部公開されたメイキング映像では柴犬のリン君を呼び寄せようとするも、そっぽを向かれてしまい、がっかりする5人の様子も見ることができた。MV全体を通し、カジュアルなファッションを纏った、5人の飾らない自然体の表情が見どころ。「普段の休日もこんな感じなのかな?」と想像も膨らむ。


 楽曲はすでに相葉がメインパーソナリティを務めるラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)でもオンエアされており、ファンの間では「ドラマで相葉君が演じるコオ先生のイメージとピッタリの優しい曲」、「嵐っぽい柔らかい雰囲気に癒される」、「秋らしいしっとりとした曲でドラマが楽しみになった」など発売を心待ちにする声が上がっている。相葉主演のドラマ主題歌ということもあってか、彼のソロパートが長めに収録されており、ボーカルの特徴である高音域のファルセットを堪能できるのはファンにはたまらないところ。


 また、作曲の多田慎也氏は過去にも「風」「Still…」「マイガール」「バズりNIGHT」などを手掛け、日本人としてのアイデンティティを意識したメロディメイクがファンからも好評だ。温かく穏やかな劇中の世界観ともリンクし、19周年を締めくくるのに相応しい楽曲と言えそうだ。


 通常盤にはJAL「Fly for it!」キャンペーンソング「Sky Again」を収録。自分を信じ、仲間を信じ、個人としてもグループとしても常にチャレンジ続ける嵐は、2020年とその先の未来に向かって様々な活動をしていくJALのコミュニケーションスローガン「Fly for it!一緒ならもっと飛べる。」の体現者として相応しい、とCM「みんなの2020」に起用された。「Sky Again」は自分や仲間を信じて前に進む人に寄り添い応援する、疾走感ある爽やかな楽曲となっている。先日『JAL FLY for it 「みんなの2020」嵐ver.メイキング篇』の動画もYouTubeに公開され、結成から20年経っても変わらず仲良しな5人の姿にファンは胸が熱くなったはずだ。


 いよいよ11月16日から札幌ドームを皮切りに5大ドームツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』もスタート。輝かしい“嵐20周年Year”の幕開けともなり、ファンならずとも今後の嵐の活躍から目が離せない。(北村由起)