映画『アリータ:バトル・エンジェル』のティザービジュアルが公開された。
木城ゆきとのSF漫画『銃夢』をもとにした同作は、「支配する者」と「支配される者」の2つの世界に分断された架空の未来が舞台となる映画。サイバー医師のイドに助け出されたサイボーグの少女アリータが、自身が300年前に失われたテクノロジーで創造された「最強兵器」であることを知り、自分の命の意味を見つけるための旅に出る、というあらすじだ。脚本と製作をジェームズ・キャメロン、監督をロバート・ロドリゲスが務める。
公開されたティザービジュアルは、CGで表現された主人公のアリータにフォーカスしたもの。頬についた血のようなものを機械の指でなぞるアリータの姿や、「天使が戦士に覚醒める」というコピーなどが写し出されている。
キャメロンは構想に20年以上の歳月が費やされたという同作について「少女が自分の衝撃的な過去に気づき、運命に向き合っていく成長物語でもあるんだ」と語った。またプロデューサーのジョン・ランドーは「目を奪うスペクタクルを描いていても、その核となるキャラクターの感情は決して忘れてはいない。彼女が経験する発見の旅を、観客が経験することで、彼女に触発されると思う」と述べている。
なお『アリータ:バトル・エンジェル』の日本公開日は当初12月21日を予定していたが、2019年2月22日に変更となった。