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香港の漁村を舞台に少女と異邦人の出会いを描く C・ドイル×オダギリ・ジョー『宵闇真珠』予告編

2018年10月12日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 クリストファー・ドイル監督作『宵闇真珠』より、日本オリジナル予告編とポスタービジュアルが公開された。


参考:<a href=”http://www.realsound.jp/movie/2018/10/post-262116.html”>動画はこちら</a>


 本作は、香港の片隅にある漁村を舞台に、村を訪れた異邦人との出会いにより、世界を知
る少女の物語。世界的撮影監督クリストファー・ドイルが監督を務めている。90年代、名匠ウォン・カーウァイとタッグを組み、一躍香港映画ブームの火付け役となって以来、ガス・ヴァン・サント、ジム・ジャームッシュ、アレハンドロ・ホドロフスキーといった数々の映画監督と仕事をともにし、世界中の風景を切り取ってきたドイルが、本作では時代に取り残されたような香港の漁村をフォトジェニックな風景として捉え、観客の郷愁を誘う。


 日光を浴びるとやせ細ってしまう奇病に侵されたヒロインを演じるのは、アンジェラ・ユン。そして、ヒロインと出会う異邦人役に、ワールドワイドに活躍するオダギリジョーが抜擢された。


 ポスタービジュアルでは、真珠の首飾りをしたアンジェラ・ユンが横たわっている。物語の舞台、香港最後の漁村である珠明村を背景に、異邦人の男役のオダギリジョーが遠くを見据え、「私のお城を見つけたのは、見ず知らずの旅人だった」というコピーが添えらえている。


 あわせて公開された予告編には、香港最後の漁村・珠明村の幻想的なシーンが。太陽を浴びるとやせ細ると父親に言われて育った少女と1人の男の出会い、海を背景に、男が「僕に似てる」と少女に向かって優しく語りかけ、その一言が少女に変化をもたらすさまが切り取られている。(リアルサウンド編集部)