トップへ

シャネルが英国発水着ブランド「オールバー・ブラウン」買収、デジタル強化へ

2018年10月10日 21:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
「シャネル(CHANEL)」が、ロンドン発のスイムウェアブランド「オールバー・ブラウン(Orlebar Brown)」を買収した。譲渡実行日は未定。

 オールバー・ブラウンは、オンライン向けのブランドとして2007年に設立。豊富なラインナップのメンズビーチウェアからスタートし、2010年にはリゾートウェアへ展開の幅を広げた。現在はオンラインのほか、世界11ヶ国に250以上の店舗を出店。レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)やヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)のほか、映画「007 スカイフォール」の劇中でジェイムズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が着用したことでも知られている。
 売り上げの4割がオンラインからの購入というオールバー・ブラウンを買収することで、シャネルはデジタル面とEコーマスを強化するとともに傘下の高級スイムウェアブランド「エレス(ERES)」での相乗効果を図る。また、オールバー・ブラウンはデジタルをメインとした事業を継続することに加え、アメリカやヨーロッパ、アジアに新しい店舗を出店する予定だ。オールバー・ブラウンのクリエイティブディレクターAdam BrownとCEOのPaul Donoghueは引き続き同職を務める。