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ヒカキン、『しゃべくり007』の豪華MC陣に“YouTuberの極意”をレクチャー ホリケンとのバトルの行方は?

2018年10月10日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 人気YouTuberのヒカキンが10月8日、日本テレビ系バラエティー『しゃべくり007 2時間SP』に出演。くりぃむしちゅー、ネプチューン、チュートリアルの豪華MC陣とトークを繰り広げた。


(参考:ヒカキン、『逃走中』で炎上覚悟のとろサーモン久保田に翻弄される “因果応報”までの一部始終


 番組の冒頭、ヒカキンがYouTuberになったきっかけとして、ネプチューン司会の人気番組『力の限りゴーゴゴー!!』(フジテレビ系/1999年~2002年)が紹介された。ヒカキンはこの番組をきっかけにヒューマンビートボックスに興味を持ち、2010年にYouTubeに投稿した動画が話題になって、YouTuberとして活躍することになった。上田晋也から「じゃあ、ネプチューンがきっかけだったと言っても?」と問われたヒカキンは、「正直、人生が変わったというくらい。小学校5~6年のころ、『ハモネプ』を見て衝撃が走って、大会に出たくて上京して。それがなかったら、今何しているか」と告白。YouTuberになるきっかけとなった『マリオ』のヒューマンビートボックスを披露し、スタジオを沸かせていた。


 上田から「トーク番組にお越しいただくなんて、珍しい」と指摘されると、ヒカキンは「いつも家で、ワンマンプレーみたいな感じなので」と一言。「ひとりの方が楽ですか?」と聞かれると、「そうですね。もう、何回も言い直したりしているので、一発勝負というのは、それだけで緊張します!」と答えていた。いまや「YouTuber」は、男子中学生の将来なりたい職業3位(ソニー生命調べ)、小学生が就きたい職業6位(日本FP協会『将来なりたい職業』ランキング)で、特に若年層に大人気だ。ヒカキンは「イベントに出たときに、ワーッと子どもたちで埋め尽くされると(ちびっこに大人気だということを)実感します。もともと子どもにウケるように、と思っていたわけではなく、自然にやっていたら、子どもが好きになってくれたというか」と明かしていた。


 ここで上田が、スタジオメンバーに「ヒカキンさんの動画、見たことありますか?」と問いかける。すると、名倉潤は「変なことばっかり(やってる)。部屋中にドライアイスをバーッとやったり」と、子どもにヒカキンの動画を見せられるというエピソードを語った。上田が「そういうネタ出しは自分でやっているの?」と聞くと、ヒカキンは「常に、街を歩いていてもそういう目で見ちゃうんです。これ、100個買ったら面白いんじゃないか、とか、これとこれを混ぜたらどうなるだろう、とか」と、ほぼ毎日の動画投稿を続けるトップYouTuberならではの苦労を語っていた。


 しゃべくりメンバーの興味は尽きず、徳井義実からは「これだけはやらんように、というタブーは?」との質問が。ヒカキンが「汚い言葉遣いですね。『子どもが真似をする』と、よく親の方から言われるので」と明かすと、名倉は「ヒカキンの(動画)は安心して、子どもが見られる」と太鼓判を押し、ヒカキンはうれしそうに反応していた。


 ここからトークは「YouTubeでウケるネタ」という話題へ。スライムなどのおもしろアイテムとともに、ヒカキンが“鉄板ネタ”として挙げたのは、「デスソース」を始めとする激辛系のリアクション動画。「超激辛の商品を発売日の朝に買って、昼に食べて、夜に(動画を)アップする」とのこと、堀内健から「激辛を自分で食べて“辛ぇ!”ってやるの?」と突っ込まれたヒカキンは、「シーンとした部屋で、ひとりで……」とつぶやき、笑いを誘っていた。これだけの人気者になっても、日々の撮影と編集は基本的に、ひとりでこなしているという。


 番組では、ヒカキンのとある1日のスケジュールも紹介された。まず、午前11時に起きて、「ヨーグルトを飲みながらスマホゲーム」。一見、遅めに起きてすぐにゲーム、と楽しそうに見えるスケジュールだが、朝まで動画を撮っており、ゲームをするのも好きでやっているだけでなく、「ちゃんとプレイしていないと、次に動画を撮るときにバレてしまうから」とのこと。ヒカキンのスマートフォンには、ゲームを中心に「10ページ分」のアプリが入っているそうだ。


 そして、12時からは19時までに動画がアップできるよう、前日に撮った動画の編集を行う。上田は「アップするネタがない、ということはないの?」と心配していたが、常にネットショップでネタになるアイテムを注文しており、玄関がダンボールで埋まっている、とのことだった。19時からは2時間ほど仕事関連のミーディングを行い、21時に「いきなり!ステーキ」で食事、その後に動画を撮り、軽く編集作業をしたり、動画チェックや商品の購入などを行ったりして、就寝は5~6時になるという。しゃべくりメンバーは口々に「YouTuber、大変だな」と、感想を漏らしていた。


 ここで、「小学生から友達になりたいと思わせるヒカキンの極意」として、ポイントをレクチャーすることに。極意その1は「思わず言いたくなる挨拶」。ヒカキンといえば「ブンブン、ハローユーチューブ」というおなじみの挨拶があり、「ずっと言い続けているので、学校とかでモノマネしてくれたりする」とのこと。極意その2は「高度なジョークよりシンプルな顔芸」。100人見たときに99人には伝わるよう、わかりやすい言葉を選び、変顔などわかりやすいリアクションで伝えることを意識しているそうだ。そして極意その3は「最後まで楽しませる工夫」。YouTubeにおいては、同一画面上に「関連動画」が表示されることもあり、つまらなかったらすぐに次の動画にジャンプされてしまう。ファンにはおなじみだが、ヒカキンは最後にジャンケンコーナーを入れており、単純なことでも楽しんでもらえるよう、という工夫を重ねているようだ。


 後半にはスタジオに小学生たちを招き、「激辛のデスソースを食べてみる」「卓上パンチングマシーンを殴りまくってみる」という二つの人気企画で、ヒカキンと徳井&堀内がそれぞれ対決。パンチングマシーンには、子どもにも人気があり、YouTube的なカルチャーとも親和性が高そうな堀内が挑戦していたが、小学生たちからは「単純に面白くなかった」という辛辣なコメントを投げかけられるなど、バッサリと切られていた。


 数年前なら、ヒカキンも「得体の知れない存在」として、好奇の目とともに取り上げられることもあったが、豪華MC陣のフラットなトークからも、着実に「YouTuber」という文化/職業が根付いてきていることがわかる内容だった。その道を切り開いてきたヒカキンは、トークでは相変わらず控えめで、ただ動画で人に楽しませるために努力を続ける、という姿勢を貫いているように見える。頭の上にはてなマークが浮かんだ人もいたかもしれないが、その真摯な受け答えで、新たなファンを獲得したに違いない。


(編集部)