齊藤工が監督を務めたフェラガモのブランデッドフィルム「COLORFUL」が本日10月9日に特設サイトで公開された。
俳優・斎藤工がサルヴァトーレ・フェラガモの自伝にインスピレーションを受け、「齊藤工」名義で原案・監督を務め、VOGUE JAPANのプロデュース、企画、監修で制作された「COLORFUL」。モノクロからカラーに徐々に変化していく映像では、古舘寛治演じる靴職人が靴を修理することを通じて、その靴を履く人の傷ついた心を癒やしていく様子を描いている。モデルの新井貴子らが出演。撮影は東京・浅草の仲見世や浅草寺で行なわれた。あわせてメイキング映像も公開。
齊藤は、ストーリーについて「今作は、フェラガモ氏が何の為に、誰の為に、どうやって靴に触れ、靴を作ってきたのか、という事が踏襲された物語になったと思います」、見どころについて「素晴らしく美しい充実の撮影を経て、沢山のカットを吟味し、紡がれた“瞬間”を受け取って頂けたらと思います」とコメントを寄せている。
■齊藤工監督のコメント
・ストーリーについて
「靴に触れる、靴の修繕を通じた“心療内科”のような物語」というのが、フェラガモ氏の自伝を読ませていただき最も感じた事でした。今作は、フェラガモ氏が何の為に、誰の為に、どうやって靴に触れ、靴を作ってきたのか、という事が踏襲された物語になったと思います。
・見どころについて
人の“印象”は、60秒の映像だったら60秒全部ではなく、その中の1つだったり一瞬のエモーショナルをそれぞれが捉え、想像するものだと思うので、そういった瞬間・点描を目指しました。素晴らしく美しい充実の撮影を経て、沢山のカットを吟味し、紡がれた“瞬間”を受け取って頂けたらと思います。