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"世界平和を伝えたい"前澤友作氏が都内で「#dearMoon」会見開催

2018年10月09日 14:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「#dearMoon」記者会見の模様
ZOZOの前澤友作代表取締役社長が10月9日、民間人初の月周回計画「#dearMoon」に関する記者会見を日本外国特派員協会で開催した。

 前澤氏は、SpaceXが開発を進めている巨大ロケット「BFR」で月の周りを飛行する世界初の一般搭乗者に選定された。「#dearMoon」では、2023年に6人~8人のアーティストを招待して月を旅行することを計画している。
 9月18日の発表会後初となる記者会見で、前澤氏は全身プライベートブランド「ZOZO」のアイテムを着用して登壇。世界各国から集まった報道陣に向けて「決算説明会では無いので、今日は"個人 前澤友作"として楽しい会にしたい」と前置きし、場を和ませる場面もみられた。
 月旅行を決断した理由については「『世界平和』という自分のメッセージを世界中に伝えたいだけ」と説明。招待するアーティストやミュージシャンは現時点で決まっていないが、今後国内外問わず前澤氏が掲げる「世界平和」に共感してくれる人、自分自身が好きなアーティストに声をかけていくという。前澤氏は旅行に備えて英語の勉強や人間ドックの受診などに取り組んでいる段階で、事前トレーニングの日程や内容については現時点で未定。月旅行にかかる具体的な費用については非公開としている。
 また、宇宙分野のベンチャー企業に協力するなど、今後も宇宙業界全体を盛り上げていく取り組みを検討。SpaceXの共同設立者およびCEOイーロン・マスク氏に、ZOZOに採用されている技術で宇宙服を開発することについて提案したことも明かした。
 報道陣から月旅行に行くことについて思いを聞かれると「自分の目で本当に地球が丸かったんだと確認する事が一番楽しみ。(月に行くことへの)危険や恐怖については今はまだ気にしないようにしている」とコメント。なお、現在交際している女優 剛力彩芽の同プロジェクトへの参加については「本人も『行きたい』と言っているが、楽しんで行く旅行では無いので、彼女も何らかのミッションがあれば一緒に行く可能性はある」と示唆した。
■#dearMoon:公式サイト