2018年F1日本GP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは4位だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=4位
簡単にオーバーテイクができて、ポジションをどんどん上げていくことができたので驚いた。自分にはオーバーテイクできないと思っていたわけではなく、このコースでは簡単ではないはずだからだ。でもソフトタイヤでスタートし、ダウンフォースをうまく利用してどんどん追い越していった。今週末、僕らはハイダウンフォースのセッティングで走っていたから、ストレートで弱いんだ。でもコーナーで近づくことができて、ストレートの手前でトウを利用することができた。いいセットアップだった。レース序盤はすごく楽しかった。
ミディアムに換えた時、キミ(・ライコネン)をカバーしようとした。そうして4位は手に入れた。もちろん表彰台に立ちたくて、前で何か起こるのを待っていたんだけどね。それでも少なくとも4位はゲットすることができた。
オーバーテイクをして順位を上げていくのは楽しかった。(レース前に)グリッドで、ヘルムート(・マルコ)が、「4位に届くと思うのは少し楽観的だろう、今日は無理だと思う」と言っていた。だから4位は小さな勝利のように感じる。後方からのスタートだったけど、フェラーリと比べても僕らに速さがあるのが分かった。表彰台に立てたらもっとうれしかっただろうけど、この結果に不満は言えないよ。チームにとっていい結果を出すことができた。最後にひと言、言っておきたい。「アリガトウ、ジャパン!」