長島がタイGP予選で6列目獲得
パウィは8列目から決勝へ
Rd.15 タイGP/チャーン・インターナショナル・サーキット
2018年10月6日(土)
コンディション:ドライ
気温:31℃ 路面:46℃
土曜午後の予選を終え、 1分36秒898を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、日曜のタイGP決勝レースに向けて6列目18番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは24番手。ベストラップタイムは1分37秒537でした。
午前のP3で、長島はセッション18番手でしたが、トップとのタイム差はわずか0.7秒。パウィは27番手タイムでした。
長島は午後の予選で、午前にトライしたセットアップの確認を行い、日曜の決勝に向けて力強いレースペースを刻みました。パウィは、昨日に抱えていたフロント周りの課題を改善し、一歩ずつ確実な前進を果たしています。
明日は、現地時間午前9時10分(日本時間午前11時10分)から20分のウォームアップ走行が行われます。24周で争うタイGP決勝レースは、午後12時20分(日本時間午後2時20分)にスタートする予定です。
長島哲太 (18番手 / 1'36.898 / +0.524)
「予選最後は最終ラップの最終セクションでほかのライダーに引っかかってしまい、タイム更新ができませんでした。あと0.1秒詰めていれば、トップ10も見えていたので残念ですが、決勝に向けて着実にフィーリングが向上し、アベレージタイムも上がってきています。レース序盤のフルタンクでも問題はないので、明日は序盤にポジションアップを狙って好結果を目指します」
カイルール・イダム・パウィ (24番手 / 1'37.537 / +1.163)
「バイクは少しずつよくなっていますが、ストレートのスピードが伸びず、スリップストリームにはつけても、なかなか追い抜くところまでは行けません。コーナー立ち上がりの加速が改善すれば、この部分もよくなると思います。昨日の課題だったフロント周りは、三つ叉を換えることでしっかり感が出てきたので、明日はこの方向を進めて最終調整に臨みます」
青山博一 チーム監督
「長島は、最終ラップでタイムを更新できなかったことが残念ですが、セッションごとにしっかりと積み上げてきて、アベレージタイムもまずまずなので、明日は予選よりも上位で争えると思います。パウィはやや勢いを感じられないので、持ち前の強い気持ちでレースに臨み、(第18戦)マレーシアのホームGPに向けていい流れをつかんでほしいです」