2018年F1日本GPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンはポールポジションを獲得した。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=1番手
予選の出だしは通常どおりだったが、その後、ガレージから外を覗くと、雨がぱらぱらと降り出した。湿度が急激に上がり、何台かスピンしているマシンもあった。これからコースが乾いていくのか濡れていくのかを見極めるのは、とても難しかったよ。
フリー走行ではウエットでは全く走っていないのに、Q3は雨になりそうな様子だった。ガレージのなかで、誰かが最初に出ていくのを待った。今日、僕らチームは正しい判断をしたと思う。
2回目のアタックを本格的に走ることができなかったので、予選終盤は盛り上がりに欠けたけどね。
タイミングという点で、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。予選では常にそうだけど、今日も彼らは大きなプレッシャーにさらされていた。それにもかかわらず、ミスをひとつもしなかったんだ。冷静で、落ち着いて、チームが一丸となって仕事を成し遂げた。
このチームとの旅路は驚くべきものだ。80回目のポールポジションで終わりだとは考えていない。それでもこれは重要な出来事であり、とても誇りに思っている。このチームとともに過ごしてきた6年間は素晴らしいもので、皆のことを誇らしく思っているし、彼らの懸命な仕事ぶりにはとても感謝している。おかげで僕はコース上で自分の能力を発揮することができるんだ。