2018年F1日本GPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは7番手、ブレンドン・ハートレーは6番手だった。
午前のFP3でガスリーにはパワーユニットのキャリブレーションの問題があり、10周しか走行できず、20番手に沈んだ。ハートレーは13番手タイムを記録した。
Q1をガスリーは10番手、ハートレーは14番手でそろって通過。Q2ではガスリー9番手、ハートレー10番手とともにトップ10に入り、Q3進出を決めた。雨がらみの難しいコンディションとなったQ3で、ハートレーは6番手、ガスリーは7番手タイムをマーク、ホンダの地元で好結果を出した。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーフレースエンジニア ジョナサン・エドルズ
難しい一日だったが、最高の結果で締めくくることができた。ブレンドンはスムーズなFP3を過ごし、ラップタイム自体は特によくなかったかもしれないが、非常に見事なパフォーマンスを発揮していた。その上、自分自身とマシンから、さらに引き出せるパフォーマンスがあることも、彼は分かっていたのだ。今日は強い風の影響を受けた。バランスが一貫せず、ラップごとに変化するような状態だった。だから、予選ではもっといい走りができると、ブレンドンは知っていた。
ピエールはFP3でパワーユニットにキャリブレーションの問題を抱え、クリーンなパフォーマンスランを1周もできなかった。昨日もトラブルに見舞われており、彼には予選に向けて万全の準備を整えてやることができなかった。
天候の影響で予選は非常に難しかった。だが我々チームは天気を見ながら、セッションごとにコンディションに合わせてしっかり対応していった。予選全体を通して、ドライバーたちは正しいタイミングで正しいタイヤを履いて走行したし、最適なタイミングでアタックしたと言える。エンジニア、ホンダ、メカニックたちのチームワークが非常にうまく機能したのだ。それがこの素晴らしい結果をもたらしたと言っていいと思う。Q3でドライバーたちは重要なタイミングで素晴らしいラップを走った。その後、雨が降り始めたため、その時につかんだポジションを維持することができた。全体的にとてもいい予選だったと思う。