ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、第15戦タイGPのフリー走行2回目(FP2)でハイサイド転倒を喫し、左手首と右足首を負傷。フリー走行3回目(FP3)以降のセッションを欠場すると発表した。
前戦の第14戦アラゴンGP決勝の開始直後に1コーナーでハイサイドを起こしたロレンソ。そのクラッシュで、彼は右足親指の脱臼と、第2中足骨の複雑骨折を負った。
アラゴンから2週間後の今大会タイGPまでに完治する怪我ではないが、回復具合を確認し出走の判断をする予定だった。タイGP前日にはメディカルチェックを受け、医師団から出走許可が出たことで、タイGPの初日セッションに出場。
迎えたタイGPのFP2、残り16分にロレンソはロングストレート後の3コーナーでハイサイド転倒を喫した。右足を負傷しているロレンソは新たに右足首を負傷し左手首の橈骨にびびが入っていることが判明した。また、転倒の原因はマシンの技術的な問題であると思われるが、直接的な原因はまだわかってはいない。
ロレンソは再度メディカルチェックを受け、医師団からは出走許可が与えられたが、タイGP2日目以降は欠場することを発表した。
2週間後にツインリンクもてぎで開催される第16戦日本GPでの復帰に向けて治療とリハビリに専念するという。