タイGP初日、中上は着実なスタートを切る
LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、初開催のタイGP初日に行われたフリープラクティスで順調なスタートを切りました。今日のブリラムインターナショナルサーキットは、湿度が高く暑い一日になりましたが、その状況下で中上は総合13番手。トップテン圏内を充分に射程距離へ収めています。
午前のFP1で中上は8番手タイムを記録し、新人離れした走りを披露。午後はそのタイムを更新したものの、順位としては13番手で終えました。明日は、午前のFP3でさらにタイムを詰め、午後の予選Q2へダイレクトに進出できる順位の獲得を目指します。
Takaaki Nakagami – 13th
(1’31.714 – lap 23 of 26)
「今日は、特に午後が厳しいコンディションになりました。湿度、温度ともに肉体的に苛酷な条件下での走行でしたが、セッションを重ねるごとにタイヤのラバーが乗って、路面コンディションは良くなってきています」
「FP1は順調なスタートで、フィーリングよく走れました。FP2では皆がラップタイムを上げてきて、僕も最後にトップテン入りを目指しました。最速タイムからは0.6秒差だったのですが、上位10人が0.3秒差という接近した争いです。明日はもっとタイムを上げて、Q2へダイレクトに進める順位を目指します」