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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第15戦タイGP 初日レポート

2018年10月06日 09:11  AUTOSPORT web

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長島哲太(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)
長島がタイGP初日16番手
パウィは19番手

Rd.15 タイGP/チャーン・インターナショナル・サーキット
2018年10月5日(金)
コンディション: ドライ
気温: 30℃ 路面: 44℃

 第15戦タイGPがブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで始まりました。レースウイーク初日の金曜日は、午前と午後に各45分間のフリープラクティスを行い、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太が1分37秒749で総合順位16番手を記録しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは初日19番手。ベストラップタイムは1分37秒868でした。

 タイグランプリは今年が初めての開催。チャーン・インターナショナル・サーキットを走行するのは、Moto2クラスのほぼ全選手にとって初めての経験です。その初体験の地で、長島は午前のFP1をきわめて順調に走り出し、6番手タイムを記録。当地を2014年に走行経験のあるパウィも同様に好調なスタートで、11番手タイムにつけました。

 午後のFP2で、長島は暫定ポールポジションからわずか0.9秒差という優れたパフォーマンスを発揮。パウィもトップから1秒の僅差で、明日のセッションに向けて良好な手応えをつかみました。

 土曜のFP3は現地時間午前10時55分(日本時間午後0時55分)にスタート。午後3時05分(日本時間午後5時05分)から、決勝のグリッド順を決める45分間の予選が行われます。

長島哲太 (16番手 / 1'37.749 / +0.910)
「午後は、新品タイヤを使わずに朝に使用したタイヤでずっと走ってレースラップを確認しました。最後にベストを出したときも、レース周回を越えたタイヤだったので、フィーリングは決して悪くはないですね。アベレージもよく、タイムもどんどん上げることができているので、明日は36秒台も見えてくると思います。このレースウイークは、トップ10圏内が現実的な目標です」

カイルール・イダム・パウィ (19番手 / 1'37.868 / +1.029)
「ここは2014年にアジアドリームカップでチャンピオンを獲ったコースなので、相性のいいコースです。FP2ではもう少しラップタイムを詰めたかったのですが、それでもある程度の更新ができたのでまずまずだったと思います。今抱えているバイクの課題をクリアすれば、明日は大幅にラップタイムを更新できると思います」

青山博一 チーム監督
「長島は、午後の走行で午前に使用したタイヤでレースディスタンスを走り、最後にタイムを上げているので、本人も乗れているし、セットアップもいい方向に進んでいます。順位は午前から下がっていますが、タイムは上がっているので、非常にポジティブだと思っています。一方、パウィはフロントまわりに対して納得がいかないようです。今日のデータを解析して、明日はその部分を中心に改善してタイムアップができるように、チームとして取り組んでいきます」