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ワイヤレス充電バッテリー兼用!90ヶ国以上に対応のWi-Fiルーター「Fonebud W」

2018年10月05日 22:02  Techable

Techable

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今年の新型iPhoneはデュアルSIMで、その2枚目はeSIMである。物理SIMカードはキャリアを変えたいと思ったらそれを交換しなければならないが、端末本体に内蔵されているeSIMは情報を書き換えるだけである。

もちろん、このeSIMを採用しているのはiPhoneだけではない。たとえばWi-FiルーターにeSIMを内蔵すれば、海外旅行の際にもわざわざSIMカード販売店を探し回る必要はなくなる。「Fonebud W」は、まさにそのようなWi-Fiルーターである。・Qiワイヤレス充電器兼用!Fonebud Wは専用アプリから通信プランを購入する仕組みの製品である。今のところは世界90ヶ国以上で使用できるという。

4Gと3Gに対応し、最大8台のデバイスに同時接続できる。クラウドファンディング「Indiegogo」のキャンペーンページ内にネットワークパートナー企業のロゴが出ているが、その中にソフトバンクがある。日本ではこの企業が通信を受け持つということだ。

内蔵バッテリーの容量は1万mAh。35時間の連続使用が可能であるが、実のところFonebud Wは単なるWi-Fiルーターではない。裏面がQiワイヤレス充電パッドになっていて、スマホを乗せると充電が始まる。オフライン状態でもモバイルバッテリーとして利用できるのだ。・自動的に現地キャリアへ上に書いたように、eSIM内蔵製品だから予めデータプランに契約していればSIMカードの入れ替え作業は必要ない。国境を跨げば自動的に現地キャリアへ接続される。海外出張の際にこの機能は重宝するだろう。

Fonebud Wは現在、Indiegogoで99ドル(約1万1200円)からの出資枠を設けている。今年11月からの配送予定である。

Indiegogo