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【ブログ】すっかり引退モードで、鈴鹿での思い出話に花を咲かせるアロンソ/F1日本GP現地情報

2018年10月05日 19:51  AUTOSPORT web

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F1第17戦日本GPがいよいよ開催、台風25号の影響で金曜日~土曜の午前は天候が不安定のようですが、日曜日は天気が回復する模様。なんとか晴れてほしいですね。今週末もムッシュ柴田氏が現地の様子をお届けしていきます。
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F1日本GPの定例囲み会見に姿を見せたフェルナンド・アロンソ。これが最後の鈴鹿ということになるのか。


個人スポンサーのKIMOAの新しいキャップをかぶろうとしたら、中に厚紙が入ったままで、あわてて取り出してました。



苦笑いしながら会見が始まりましたが、話すことは「忘れられない鈴鹿のレース」とか、アイルトン・セナとアラン・プロストのバトルとか、昔の思い出ばかり。出席者の数も少なく、本当に引退するんだなあという思いを強くしたのでした。

一方、今週末の活躍が期待されるピエール・ガスリー囲みには、たくさんのジャーナリストが詰めかけました。



ロシアGPスタート直後に、ハロをかいくぐったパーツが飛んできた事故を話し始めたガスリー。最初は「これくらいのが、バイザーにぶつかってきてね」と言ってたのが、



「膝の上に落ちた時には、これぐらいだったかな」って、パーツがずいぶん大きくなってる(笑)。まあ、なにごともなくて、よかったです。

その会見の後ろでは、トロロッソの上級エンジニアがブレンボのエンジニアたちと延々と話し合ってました。



いうまでもなくロシア決勝で2台に立て続けに起きたブレーキトラブルへの対処を、検討しているんでしょう。今のところ初日フリー走行では、その類のトラブルは出なかったようです。

でもその代わりというか、ガスリーは午後のセッションをほとんど走れず。



マスクをかぶったメカニックが、右腕を精いっぱい伸ばして、何かを探っている感じ。燃料バッグの中でトラブルが起きたようで、チェッカー20分前にようやく修理が完了し、10周走るのが精いっぱいでした。

でも走ったらいきなり13番手だったし、ブレンドン・ハートレーは順調に27周こなして10番手だったし、ロシアに続いてセッティングは外してないんじゃないでしょうか。

初日セッション終了後は、往年の名車が一堂に会してのデモラン1回目。



ドライバーも中嶋悟と中嶋一貴の父子、鈴木亜久里、佐藤琢磨などなど、そうそうたる面々。

久しぶりにバイザー越しのミカ・ハッキネンの青い瞳が見られたのも、ちょっとうれしかったかも。