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有力サッカーチームへの移籍が噂されるフェラーリF1のアリバベーネ代表、鈴鹿で退任の噂を完全否定

2018年10月05日 13:21  AUTOSPORT web

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2018年F1第17戦日本GP セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンと話し込むマウリツィオ・アリバベーネ代表
第14戦イタリアGPで優勝を逃して以来、未勝利が続けているフェラーリ。セバスチャン・ベッテルはメルセデスのルイス・ハミルトンに50ポイントの差を付けられ、コンストラクターズ選手権でもメルセデスとの差は53点差まで広がった。

 純粋なマシン性能では最強のはずのフェラーリが勝てないことで、ついにマウリツィオ・アリバベーネ代表の退任の噂が出てきた。2014年末からフェラーリの指揮を執ってきた同代表が、何とセリエAの名門ユベントスのジェネラルマネジャーに転身するというのだ。

 クリスチアーノ・ロナルドを最近獲得したユベントスは、2010年から同チームの代表として、7回ものセリエA優勝を成し遂げた敏腕ジュゼッペ・マロッタの退任が発表されたばかり。イタリアのサッカーメディアによれば、後任リストにはジネディン・ジダンの他にアリバベーネ代表の名前も挙がっているという。ちなみにユベントスのオーナーは、フィアットとフェラーリの筆頭株主でもあるアニエリ一族である。

 しかしアリバベーネ代表自身は、F1日本GP鈴鹿の木曜日にこの噂を完全否定した。

「今も2019年シーズン以降も、私はフェラーリにいるよ」と、同代表は言明。

「確かにユベントスの重役会議には、数年前から出席している。しかしそれは、フェラーリの代表に就任する前からの役職だ。今後もユベントスの仕事は続けるけれども、あくまで私のメインの仕事はフェラーリを率いることだ」