WRC世界ラリー選手権第11戦ラリーGBは10月4日、オープニングのSS1が行われ、エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合首位につけた。総合2番手にはヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が続き、トヨタ勢がワン・ツーでスタートを切っている。
ラリーGB開幕のSS1はサービスパーク近郊にある競馬場に設けられた特設ステージが舞台。スラロームやドーナツターン、ジャンピングスポットといった要素で構成された1.7kmのSSで争われた。
このステージでラッピは1分21秒6のタイムを刻んで首位を獲得。その0.3秒差でラトバラが続き、チームランキングトップにつけるTOYOTA GAZOO Racing WRTが好スタートを切った。
そのラトバラと同タイムの総合3番手はティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が確保。ヌービルと0.4秒差でセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)、0.6秒差でオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)と、シリーズチャンピオンを争う3名が続いている。
ラリーGBはこのあと5日(金)にイギリス・ウェールズ北部でSS2~9が行われ、本格的な競技開幕を迎える。