ヤマハは、欧州で新型のスポーツバイク『YZF-R125』を発表した。
2008年に登場した『YZF-R125』は欧州を中心に人気を博したバイクだ。2014年にモデルチェンジし、倒立フロントフォークが装備され、ホイール、マフラーのデザインも変更して登場した。
今回発表された2019年モデルの『YZF-R125』はデザインが一新。ヤマハのスーパースポーツフラッグシップモデル、YZF-R1のDNAを受け継いだ外観となった。フロントには薄型2眼LEDヘッドライトや倒立式フロントフォーク、ブレーキレバープロテクターが装備されている。
リヤには新設計のアルミ製スイングアームが採用され、テール部分はYZF-R1と同じく空力を意識した形状となっている。
搭載する125ccエンジンも新しくなり、低速から高速まで強力な加速とより広いパワー特性を実現しているようだ。最大出力は11.0kW(15馬力)/10,000rpm、最大トルクは11.5Nm(1.16kgm)/8,000rpmを発揮する。また、高効率燃焼を実現するVVA(バリアブル・バルブ・アクション)や、クラッチ操作の荷重軽減、シフトダウン時の後輪ロックを防止するアシスト&スリッパークラッチも備わっている。