いよいよ始まりました、2019年のF1日本グランプリ。鈴鹿サーキットでの現地の模様を現場編集部員がいつものフォトギャラリーの特別編として、お届けします。まずは木曜。鈴鹿サーキットを訪れるファンにとっては、日曜日のレース以上にメインとなる勝負の日です。
なんてったって、ピットに近づけたり、ドライバーにサインをもらうチャンスだったり、木曜日が一番可能性が高いですからね。木曜の鈴鹿は雨が降っていましたが、ファンの熱気、テンションは高いのなんの。その一部をお届けします。
木曜日、プレスルームに向かう途中、FOMのホスピタリティで朝早くからミーティングが行われていました。なんのミーティングかはさっぱりわかりませんが、色とりどりの各チームのウエアが一同に集まる姿に目を奪われます。
こちらは今回の日本GPのメディア用プレスキット
そしてこちらが、今年の日本GPのオフィシャル・プログラムになります。今年のパンフレット、さすが今年は30周年記念とあって、過去の鈴鹿の名場面が表紙に盛り込まれていて懐かしい。内容も盛りだくさんでもちろん、オススメです。
9時からのピットウォークでは雨の中でもごらんの賑わい。ファンのみなさま、ありがとうございます。
こちらはチームマネージャーさんの似顔絵かな……等身大イラストPOP『GP娘』と、レッドブルの青い牛さんとツーショット。
今年もいらっしゃいました、DRSの方たち。みなさん、この写真で今年のアップデートがわかりますか?
なんと、このバージョンはフリー走行用で、エアロレイク(空力を計測する金網状のデバイスでエアリグと呼ばれることもある)装着バージョン。細かすぎる! いや、これぞまさにメイド・イン・ジャパンの細かさ。
細かいと言えばこちら、ウイリアムズのノーズ、フロントウイングの形状の複雑さに見とれていましたが、ノーズ先端のダクト部分を見ると……
ウイリアムズのロゴの『W』の文字形状が刻まれていました。こちらも間近で見ないとわかりませんね。
そのロゴ『W』ですが、ウイリアムズのサインガードのモニターにスクリーンセーバとして表示されていて、なんだかカッコイイ。これ、日本のスーパーGTやスーパーフォーミュラでも、チームロゴを表示すればカッコイイんじゃないですかね。
■枝分かれして複雑なF1チームのブーム。鈴鹿ではファンのみなさま、テンション高め
最近のF1の進化は相変わらずすさまじいですが、久々に現場で見て驚いたのが、ピットストップのタイヤ交換用のブーム(支柱)がさらに複雑になっていること。こちらはマクラーレンのブーム。
そして、特にブームから枝分かれ(?)が多かったのが今季の躍進著しいハースのブーム。いったい何本、生えているでしょう。
そして、このブームにもF1らしい細かいこだわりが
フェラーリのブーム先端にはご存知、跳ね馬、キャバリーノランパンテのロゴ。
そしてなんと、ルノーのブーム先端はそのままルノーのひし形のロゴに。いや~テレビだけではなかなか気がつかないですが、F1は細かいところに何かが宿っていますよね。
おっと、ピットウォークではライオンに遭遇。そうです、マックス・フェルスタッペンのヘルメット上部にもモチーフとして入っている、オランダの国章でもあるライオンです。
レッドブル・ファン、大いに盛り上がっているようです。2019年からのホンダとの共闘もあって、ますます増えそうですね。
こちらのおふたりもレッドブルを応援。こちらのグッズ、さぞかし作るの大変だったでしょうとお聞きしようとしましたが、なんと中国から来日されたファンの方でした。そういえば、気がつけばまわりにもアジア圏からのファンが多いことにビックリ。ようこそ、鈴鹿へ!
こちら、GP娘の等身大POPを揃える、ダースベイダー(?)さん
今週末はやっぱり天候が気になります。現在のところ、日曜日から回復する傾向のようですが、それまでは雨模様のようです……涙
鈴鹿サーキットと友好協定を結んでいる、スパ・フランコルシャンの看板がS字の上に見えます。
そしてこちらは、ダンロップ・コーナーならぬ、ホンダ・コーナー(?)。今週末は、このコーナーをなんて呼べばいいんでしょうね。今回から日本GPのタイトルスポンサーになったホンダのロゴ、当たり前ですが、サーキットの至るところで目に入ります。
こちらは金曜日に一般のファン、ゲストを同乗走行するピレリ主催のホットラップ用のクルマ
F1マシンもすごいですが、さりげなくパドックにスーパーカーが並んでいるのは、さすがF1。
コースウォーキングを終えたシャルル・ルクレールがファンのサインに応じます。来季のフェラーリ・ワークスドライバーはかなりの人気
木曜日はまだVIP用のラウンジにも入れましたが、こちらの現代アート的な、ソフトクリーム的なモニュメントが気になってしかたありません
近づいて見ても、その役割がイマイチ把握できない……このソフトクリーム的モニュメントの詳細は、明日からの宿題ということで
振り向けば、こちらはマクラーレンのラウンジ前。パドックのみなさん、口を揃えて言っていましたがフェルナンド・アロンソ、F1で最後の鈴鹿になってしまうのはやっぱり惜しいです。