トップへ

長澤まさみ×東出昌大×小日向文世、クランクアップ 映画『コンフィデンスマンJP』冒頭シーン公開

2018年10月04日 13:42  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 2019年に公開される映画『コンフィデンスマンJP the movie』に出演する長澤まさみ、東出昌大、小日向文世がクランクアップを迎えた。


 4月に放送されたドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)は、“欲望”や“金”をテーマに、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)の3人の信用詐欺師(=コンフィデンスマン)が、金融業界、不動産業界、芸能界など様々な業界の華やかな世界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメントコメディー。映画版では、『コンフィデンスマンJP』史上最大のターゲットを巡って、香港を舞台にダー子たちが壮大なコンゲーを繰り広げる。


 今回クランクアップを迎えたのは、本作の主な舞台となる香港にある、ダー子たちの拠点となるゲストハウスで、おなじみのキャラクターたちが休息をとるシーン。ダー子が1人起きて何か真剣に考え事をしている中、気持ちよく寝ていびきをかく五十嵐(小手伸也)と、眠りを害されて寝ぼけながら怒るボクちゃんとの掛け合いに、スタッフ一同笑いをこらえながら撮影を見守った。そして、制作スタッフが出演陣に渡す花束を持って待機する中、監督の“カット”がかかると、現場にいた全員が噴き出して、撮影が終了。


 長澤は監督から花束を渡されると、「ドラマの撮影が始まった去年の12月から、この作品と丁寧に向き合ってきた9か月でした。ドラマに引き続き映画とプレッシャーを感じていましたが、スタッフのみなさんと共演者のお力を借りて演じ切ることが出来ました」とコメント。共演の東出や小日向、小手らと熱い握手を交わした。


 また、クランクアップ発表に併せて、おなじみの3人が見るものをコンフィデンスマンの世界へいざなう冒頭のシーンの場面写真も公開。3人の「コンフィデンスマンの世界へようこそ」のセリフで始まる映画版では、香港を舞台に一体どんな欲望が渦巻き、どんな騙し合いが展開していくのか、波乱の幕開けを予感させるカットになっている。(リアルサウンド編集部)


キャスト コメント
■長澤まさみ
ドラマの第9話(ラス前回)で映画の告知をしたときに、これも詐欺なんじゃないかと思った方も多かったと聞きました。私たちとしては騙す気なんてさらさら無かったんですが(笑)。ドラマで4か月間、一緒に寒い冬を乗り越えたキャスト・スタッフだからこそ分かり合えた瞬間が沢山あって、映画の撮影時はお互いの持っているものを出し尽くせた実感があったので、毎日楽しかったです。とても豪華なゲストに加えて、色々な方々が助っ人で来てくださって、見応えのある作品になっていると思います。今回は“愛”がテーマということで、ダー子に対して人間味を感じられる物語になっているので、そこにも注目してほしいですね。


■東出昌大
4か月間、ドラマの現場を共にしたからこそ出来上がった仲の良い空気感で、撮影を乗り越えることが出来ました。今回はとにかく派手。舞台が香港なので、そこで撮れた街並みや料理、スケールアップした衣装、もちろん騙しも含め、ドラマでは見られないスケールの大きさになっていると思います。今までとは違う新しい『コンフィデンスマンJP』の世界を見ることができるのを僕も楽しみにしています。


■小日向文世
去年の12月にドラマがクランクインしてそこから4か月間、ドラマの撮影でこのメンバーとスタッフとがっつりやりましたからね。映画はその延長線上にあって、撮影初日からスッと入ることが出来ました。1か月半の撮影を振り返ると、香港はやっぱり強烈でしたね。色々な食べ物とか、泊まっている場所の周辺とか、非常に刺激的でした。映画の見どころはというと、やっぱり古沢さんの本が、見事に出来ているんですよ。また騙されちゃいましたから(笑)。最後まで見ると「うわっ!」と思えるようになっていますので、その騙しを是非、楽しみにしていてください。