MotoGP第15戦タイGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング9位)
前戦アラゴンGPでトップ争いに加わり、今シーズン3回目となる表彰台に立ったイアンノーネ。ランキングは9位のままだが、ランキング6位のクラッチローまで11ポイント差となり、ランキング6位を射程圏内に入れた。
2月のオフィシャルテストでは1分30秒718がベストで3日間総合15番手となったが、アベレージは悪くなかったという。
「これまでのマシンの改良がこのコースでどう役立つのか興味がある。2月のテストではコースレイアウトについてあまりポジティブな印象ではなかったが、僕たちの状況は8カ月前(2月のタイオフィシャルテスト)と大きく異なる」
「アラゴンGPでは3位とポジティブな結果だったので、今週末もコンスタントに仕事を続け、フライアウェイラウンドをポジティブにスタートできることを願っている」
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング10位)
アラゴンGPではチームメイトのイアンノーネに続く4位に入賞したリンス。昨年同様、スズキ勢はシーズン後半に調子を上げてきた。
チャンでは2月のオフィシャルテストで1分30秒178を記録して総合5番手につけた。リンス自身もテストを終えて、10点満点中の8~8.5点と自己採点しており、今レースに向けても期待が高い。
「ブリーラムは2月にテストを行っているので、週末に向けてポジティブな自信を持っている。加えて、シーズン中には大きく前進しており、コンスタントに競争力を発揮できるようになった。これがレースに役立つことを望んでいる」
「僕にとってブリーラムはコースレイアウトもいいし、パフォーマンスもレースごとによくなってきているので、ステップ・バイ・ステップでアプローチすることができれば、金曜日の最初のセッションから、レースに向けて、ポジティブな週末のための材料を準備できると思う」