トップへ

「シャンパンの味が恋しいよ…」。リカルドがF1日本GPを前にアストンマーチン青山ハウスに登場

2018年10月03日 23:01  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

「シャンパンの味が恋しいよ…」。リカルドがF1日本GPを前にアストンマーチン青山ハウスに登場
10月3日(水)、東京・青山のアストンマーチンブランドセンター、アストンマーチン青山ハウスでF1日本GPのプレイベントが開催。レッドブルF1のダニエル・リカルドが登場した。

 50名ほどの招待客が訪れた今回のF1日本GPプレイベント。リカルドの登場に先駆け、アストンマーチンジャパンのマネージングダイレクターを務める寺嶋正一が登壇した。

「先週のロシアGPでは、ペナルティを受け後方からのスタートでした」とロシアGPを振り返る。

「しかし、奇跡的な追い上げで5位、6位入賞となりました。日本GPではぜひとも優勝を目指して頑張ってもらいたいと思います」

 数分後、リカルドが到着。拍手で会場に迎え入れられ、トークショーが始まった。

「ロシアGPのレースが終わった日曜の夜に日本に向けて出発したんだ。そして月曜の午後から日本を楽しんでいるよ。スシなどを楽しんでいるよ!」とリカルド。

「書道をしたよ。とても難しかったんだ! ブラシ(筆)がとても大きくてね。でも楽しかったよ。昨年は剣道に挑戦したんだ。毎年いろいろな日本の文化に触れることを楽しんでいるよ」

 モナコGPでの劇的な優勝以来、F1での表彰台から遠ざかっているリカルドは「モナコGP以来のシャンパンの味が恋しいよ」と語る。

「とにかく表彰台に登ってシャンパンを飲みたいね。メルセデスは非常に強いけど、フェラーリは調子を落としているように見える。ここが表彰台を獲るための狙い目だろうね」

 2018年シーズンのチャンピオン争いについては次のように語る。

「ワールドチャンピオンはルイス(・ハミルトン)だと思う。メルセデスは非常に強力だし、ルイスの今の実力はタイトルを獲得するに値する」

 日本GPが開催される鈴鹿サーキットについては「鈴鹿サーキットは難しいけど、難しいほど挑戦のし甲斐がある」としたリカルド。


「そして、鈴鹿サーキットみたいな古いサーキットを走ると、イギリスの郊外にあるサーキットを思い出すよ」

 レースしているときに何を考えているかという問いに対しては「もしかしたら、つまらないレースになってるかなぁって思うことがある」とする。

「そんなときは観客のみんなをどう楽しませることができるか、どんなパフォーマンスをしたらみんなが喜んでくれるかということを僕は常に考えているんだ」

 トークショー終了後には抽選会が行われ、4名にリカルドがその場でサインを入れたレッドブルF1のキャップが贈られた。その後フォトセッションが行われ、多くのファンたちとともに写真撮影を行った。

 2019年ルノー移籍を発表しているリカルド。レッドブルのマシンで走る最後の鈴鹿で、モナコGP以来の表彰台獲得を目指し日本GPに挑む。