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佐藤健が山田孝之に殴りかかる 『ハード・コア』山下敦弘監督自ら監修・制作の予告&ポスター公開

2018年10月03日 17:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 11月23日に公開される映画『ハード・コア』より、本作でメガホンを取った山下敦弘監督自らが監修・制作したディレクターズカット版予告編とポスターが公開された。


 参考:動画はこちら


 本作は、狩撫麻礼/いましろたかしのコミック『ハード・コア-平成地獄ブラザーズ』を、『オーバー・フェンス』の山下敦弘が実写映画化したヒューマンドラマ。社会に溶け込めない不器用な男たちの人生が、謎のロボットの出現によって一変していくさまを描き出す。


 都会の片隅で細々と生きる権藤右近を山田孝之、右近が唯一心を許せる友人・牛山を荒川良々、右近の弟・権藤左近を佐藤健が演じるほか、石橋けい、首くくり栲象、康すおん、松たか子らがキャストに名を連ねている。


 今回公開された、山下監督自身が手がけたポスターは、先日公開となったポスターとは異なり、昭和の作品を意識したビジュアルとなっている。


 あわせて公開されたディレクターズカット版予告編では、本作のエンディングテーマである「なだらかな夜」(Ovall feat.Gotch)に合わせて、山田演じる右近と、荒川演じる右近の唯一の友人・牛山のうだつの上がらない日常が、謎のロボット・ロボオとの出会いによって一変する様子が映し出されている。また、右近の弟・左近役を演じる佐藤が山田に殴りかかり「間違っているのが世の中だろうが」とつぶやくと、山田が「間違っていることを間違っているって言って何が悪いんだ。俺はちゃんと生きたいんだよ」と吐露するシーンも切り取られている。


 山下監督は、今回の予告編について「映画『ハード・コア』の魅力をひとつの予告編に絞ることなんて出来ない!と思ってしまい、自ら予告編を作ってしまいました。自分自身で予告編を作るのはこれが最初で最後だと思います」と制作の意図を語っている。 (リアルサウンド編集部)