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パリコレのトリは「ルイ・ヴィトン」ルーヴル中庭にネオンのランウェイ

2018年10月03日 15:52  Fashionsnap.com

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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、パリファッションウィークのトリを飾る2019年春夏コレクションのショーを、ルーヴル美術館内に設営された特設会場で発表した。

 ショー会場は、ルーヴル美術館の中庭に中央の噴水を囲うように設置。コンテナを繋げたようなショーケースにランウェイと客席が設けられた。歴史的建築物とは相反する趣で、人工的でフューチャリスティックな空間がまばゆいネオンライトで照らされた。
 会場内の光が消え、暗闇に浮かび上がるルーブル美術館をバックにショーがスタート。1人目のモデルのウォーキングに合わせて再びネオンが点灯し、一周回る頃にはランウェイ全体に光が灯った。
 コレクションでニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)が表現したのは、光の屈折によって見えないものが見えるようになる現象「蜃気楼(Mirage)」。シュールなムードのプリント柄や色使いが目を引き、また古着屋で売られているようなどこか懐かしいパターンやカラーのプリントも随所に見られた。ギャザーやプリーツでボリュームを出したバルーンスリーブや、ワイヤーで形成されたシルエットも特徴の一つで、ブランドの真髄である"旅"のテーマに未来的な要素が加えられた。
 会場にはブランドのアンバサダーである女優のレア・セドゥ(Lea Seydoux)やアリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)をはじめ、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、ジョー・ジョナス(Joe Jonas)、ソフィー・ターナー(Sophie Turner)、ジャスティン・セロー(Justin Theroux)、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)などのセレブリティのほか、中田英寿や福島リラも来場した。
■パリファッションウィーク特集:特設サイト
■全ルック>>「ルイ・ヴィトン」2019年春夏コレクション