SABU監督の新作映画『jam』の予告編が公開された。
EXILE HIROプロデュースによる同作の主人公は、熱烈なファン雅子の自宅に監禁される場末のアイドル演歌歌手ヒロシ、瀕死の重傷を負った恋人の意識回復だけを望むタケル、刑期を終え復讐を企てるテツオの3人。彼らのストーリーが同時間、同じ街で交差し絡み合いながら、それぞれの人生の「因果応報」が巡り巡っていくというあらすじだ。公開は12月1日。
ヒロシ役に青柳翔、タケル役に町田啓太、テツオ役に鈴木伸之がキャスティング。共演者には雅子役の筒井真理子をはじめ、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平が名を連ねる。劇団EXILEのメンバーが総出演している。
予告編では、ヒロシが熱唱する様子や、タケルが瀕死の恋人を抱きかかえながら走るシーン、テツオがヤクザの事務所に単身乗り込む場面、ヒロシを監禁した雅子の「ヒロシ新曲を作って」というセリフなどが確認できる。あわせてタケルにフォーカスした特別映像も公開。
なお同作は10月25日から東京・六本木ヒルズ、EX THEATER ROPPONGI、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場で開催される『第31回東京国際映画祭』に特別招待作品として出品。SABU監督としては昨年の『Mr.Long ミスター・ロン』に続いて2年連続出品、劇団EXILE全メンバーとしては初出品となる。