栗山民也演出の舞台『CHIMERICA チャイメリカ』の公演詳細とメインビジュアル、追加キャストが発表された。
同公演はイギリスの劇作家ルーシー・カークウッドによる戯曲の日本初演。1989年の天安門事件に居合わせた18歳のアメリカ人ジョーが戦車の前に立つ男を写した1枚の写真が『戦車男=タンクマン』として世界に衝撃を与え、それから23年後に中国人のヂァン・リンから「タンクマン」にまつわる事実を聞かされたジョーが、彼の軌跡を追い始める、というあらすじだ。
メインビジュアルにはジョー役の田中圭をはじめ、ジョーの中国に住む旧友ヂァン・リン役の満島真之介、ジョーと親密な関係になるキャリアウーマン・テス役の倉科カナ、ヂァン・リンの兄ヂァン・ウェイ役の眞島秀和の姿が写し出されている。追加キャストとして発表されたのは、若き日のヂァン・リン役の池岡亮介、その妻リウ・リ役の瀬戸さおりら。
『CHIMERICA チャイメリカ』は2019年2月6日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演。チケットの一般販売は12月2日にスタートする。地方公演は、2月27日と28日に愛知・東海市芸術劇場、3月2日と3日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター、3月6日に宮城・多賀城市民会館、3月10日に福岡・福岡市民会館で上演される。