10月12日からテレビ東京系で放送される『忘却のサチコ』は、阿部潤の同名漫画をもとに実写化したもの。結婚式当日に新郎・俊吾に逃げられた文芸誌編集者の佐々木幸子を主人公にした作品。俊吾のことを思い出すたびに仕事でミスを連発する満身創痍の幸子が、彼を忘れるために「旨いもの」を探し求めて奔走する様を描くグルメコメディーだ。完璧な仕事ぶりから「鉄の女」と称される主人公・幸子役に高畑充希がキャスティング。
オープニングテーマに起用されたのは、スカートがドラマのために書き下ろした新曲“忘却のサチコ”で、村上基（在日ファンク）がホーンアレンジを担当。10月31日にリリースするニューシングル『遠い春』に収録される。
楽曲について澤部渡（スカート）は「打ち合わせのときのオーダーは『昔のアニメテーマソングみたいな感じ』というものでした。今回の楽曲にはかつてのアニメ主題歌が作品のタイトルを冠したのに倣って『忘却のサチコ』というタイトルをつけさせてもらいました。ドラマが原作を大切にしている作品だからこそやれたことだと思っています」とコメントを寄せている。
■澤部渡（スカート）のコメント
打ち合わせのときのオーダーは「昔のアニメテーマソングみたいな感じ」というものでした。今回の楽曲にはかつてのアニメ主題歌が作品のタイトルを冠したのに倣って「忘却のサチコ」というタイトルをつけさせてもらいました。ドラマが原作を大切にしている作品だからこそやれたことだと思っています。制作中は“パンチがあって、華やか。かつ、サチコの一周回ったキュートさから目が離せなくなる”感覚をどう音楽に落とし込めばいいんだろう、とかなり苦労しましたが、仕上がったものを聴くとそんな日々も忘却できそうです。
今回、在日ファンクの村上基さんにホーンアレンジをしていただいたのですが、これが素晴らしい！「パンチがあって、華やか」の大部分はそのホーンによるものでしょう。とにかく今は漫画から飛び出してきたようなサチコの姿を見るのを楽しみにしています。
