アプリリアは、ドイツのケルンで開催されているインターモト2018でスーパースポーツの『RSV4 RR』の2019年モデルを発表した。
RSV4は、2009年に登場したV型4気筒エンジンを積むアプリリアのスーパースポーツフラッグシップモデル。市販スーパースポーツで争われるロードレースの最高峰、スーパーバイク世界選手権では2010年にマックス・ビアッジがRSV4を駆ってチャンピオンを獲得した。
そんなRSV4の最上位モデルとなるのが『RSV4 RR』だ。『RSV4 RR』には、兄弟機のRSV4 RFと同じくライド・バイ・ワイヤー、トラクションコントロール、ローンチコントロール、クイックシフター、クルーズコントロールなどの電子制御が標準装備されていることに加え、マグネシウム製パーツの装備やシャシーの調整が可能となっておる。
2019年モデルの変更点は主にカラーリングで、ホイールは現行モデルのRSV4 RFと同じく赤が採用され、ボディカラーは黒をベースに灰色のロゴステッカーがあしらわれている。
『RSV4 RR』の他に、アプリリアはトゥオーノV4 1100ファクトリーを発表。2019年モデルのトゥオーノV4 1100ファクトリーには、アプリリアのエンジニアがチューニングしたオーリンズ製のセミアクティブサスペンションシステムが装備された。