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クビカ、2019年もリザーブを続ける気はないと示唆。F1以外でのフル参戦も検討中

2018年10月02日 15:11  AUTOSPORT web

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クビカはレースにフル参戦で復帰する道を模索している
ロバート・クビカは2019年のウイリアムズF1でのレースシートを現在も狙ってはいるが、将来のドライバーラインアップについてのチームの決断を、来月以降まで待つことはないと主張している。

 ウイリアムズは来シーズンの可能性を根気強く見極めているところであり、2019年のシートには、メルセデスが支援するエステバン・オコンとジョージ・ラッセルを検討中だと報じられている。

 ウイリアムズではランス・ストロールが離脱してフォース・インディアへ移籍することになるが、チームメイトのセルゲイ・シロトキンとロシアのSMP銀行の彼に対する支援の状況は、いまだ不透明だ。

「来シーズンについては何の合意もない。まず、まだいまはシーズンの最中なのだ」とSMP代表のボリス・ローテンバーグは、先週末のソチでTassに語った。

 ウイリアムズで今シーズンに開発ドライバーとしての役割を与えられたクビカは、チームとの状況について何も考えを明らかにすることはなかったが、もう1年控えの役割を受け入れることはないだろうと語った。

「昨年のような状況は避けたい」とクビカは Eleven Sportsに語った。

「全員の期限と名誉が守られる必要がある。まだ決定はされていないが、間もなくだろう。12月まで待つことはない」

 クビカの野望は、たとえF1から離れることを意味するとしても、来シーズンにフルタイムのレースプログラムを確保することだ。

「F1での状況となると簡単ではないが、他のシリーズなどではチャンスがある。僕にとっては非常にはっきりしている」とクビカは語った。

「僕は待っているところだが、何も起きなければ、自分自身で判断を下すことになるだろう」