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スピルバーグ監督のリメイク版『ウエスト・サイド物語』 主役はアンセル・エルゴートに

2018年10月02日 13:42  Techinsight Japan

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若手俳優アンセル・エルゴートが大役ゲット
映画『ダイバージェント』シリーズや『ベイビー・ドライバー』(2017年)で知られ、身長190cm以上のイケメン若手俳優アンセル・エルゴート(24)。彼がスティーヴン・スピルバーグ監督によるリメイク版『ウエスト・サイド物語』の主役を務めることが分かった。

『ウエスト・サイド物語』はシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』がもとになったミュージカル。初演は1957年のブロードウェイで、1961年に映画化された。同映画は作品賞を含む10部門のアカデミー賞を受賞している。

ハリウッドでは現在、スティーヴン・スピルバーグ監督のもとリメイク版の制作が進められており、映画『ミュンヘン』(2005年)と映画『リンカーン』(2012年)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、米テレビドラマ『エンジェルス・イン・アメリカ』(1993年)でピューリッツァー賞を受賞したトニー・クシュナーを脚本家に迎え、アンセル・エルゴートが主役のトニーを演じることになったと『ザ・ハリウッド・レポーター』などが伝えている。トニーは白人のギャング「ジェット団」の1人で、プエルトリコのギャング「シャーク団」のリーダーの妹マリアに恋をする。

とはいえ、歌って踊ることのできるキャストを探すのはかなり難航し、スピルバーグ監督はニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、プエルトリコなど各地で何千人もの役者とダンサーを審査していたとのこと。しかも、監督は無名の役者を選ぶのではないかと見られていた。

アンセルは俳優のみならず、DJアンソロとしても活躍。アンセル・エルゴート名義で2016年に『Home Alone』や2018年1月に『Supernova』もリリースし、ミュージシャンとしての才能も高く評価されている。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)