トップへ

香川照之が"昆虫服"を展開、新会社「アランチヲネ」立ち上げ

2018年10月01日 15:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

クルーロウ華子の手掛けたイラスト Image by: アランチヲネ
俳優の香川照之が、昆虫イラストをあしらった子ども服などを展開するアパレルブランド「インセクトコレクション(Insect Collection)」を立ち上げた。同氏が設立した新会社「アランチヲネ(ARANCIONE,Inc.)」を通じて運営し、本格展開は11月末を予定している。

 アランチヲネは8月3日に設立。社名にある「ARANCIONE」はイタリア語で「オレンジ」を意味し、「オレンジ色の太陽のような子ども達をたくさん育みたい、太陽のように明瞭に社会の真実を照らし、オレンジの熱量で人々に元気を提供したい」という思いから命名された。同社はモブキャストホールディングスとのパートナーシップにより運営しており、役員には代表取締役に香川照之が就任したほか、モブキャストホールディングスの藪考樹 代表取締役社長が取締役を務めている。
 ブランド名の「インセクトコレクション」は昆虫図鑑を意味し、TPOやマナーなどの社会性、環境問題、国際性に対する理解を深めながら子どもの生きる力を育てる「服育事業」として展開する。初期段階ではシャツやパーカー、ニット、カーディガン、ウインドブレーカーを販売。デザインにはクルーロウ華子が手掛けたカマキリやカブトムシ、クワガタ、トンボ、アリ、ハチ、テントウムシ、チョウ、ホタルの9種類の昆虫イラストを採用した。各アイテム3色展開で、大人向けも含む6サイズを取り扱う予定。価格は未定だが、同社広報担当者によると「リーズナブルな価格帯の製品を中心に販売する」という。今後はアパレルに加え、雑貨や文具30型、約1,500アイテムの展開を目指す。
 また10月1日の今日コーポレートサイトをオープンし、オンラインサロン「香川塾ヲレンジ」の会員募集を開始。オンラインサロン内では香川を校長、サロン会員を塾生とし、1日1回香川校長から宿題が出されるという。サロン内では会員同士でコミュニケーションをとったり、オリジナルスタンプを集められるほか、コメントを残した人の中から選抜されたユーザーが香川と直接対談できるコンテンツも用意される。初年度の会員登録者は数1万人を目標に掲げている。
■アランチヲネ:公式サイト