訪日外国人や外国人労働者が増加の一途をたどっている。文化や習慣の違いから、外国人との間でトラブルを経験したという人も少なくないだろう。
日本法規情報は10月1日、「外国人トラブルに関するアンケート調査」の結果を発表した。男女685人に日本で生活する外国人が増えていることに対する印象を聞いたところ、「良いことだと思う」が13%、「何も思わない、わからない」が17%、「抵抗はない」が37%と7割近い人が理解を示した。しかし「違和感を覚える」という人も33%いた。
警察や関係者など第三者を頼る人は1割程度とごくわずか
「職場など身の回りで関わりのある外国人はいる」と答えた人は28%に留まった。コンビニや飲食店では外国人の店員を数多く見かけるようになったが、身の回りに外国人がいるという人はそれほど多くないようだ。
これまでに外国人との間で何らかのトラブルを経験したことがある人は16%。また、トラブルへの対処方法を聞いたところ、「直接注意した、または抗議した」が39%で最も多かった。
一方、「どうにもならずに諦めた」(25%)、「関わらないようにした」(15%)と4割の人は問題の解決を諦めていることもわかった。「警察に通報した(9%)」、「民間企業や関係者に相談した(5%)」など、第三者を頼って解決策を探った人は更に少なかった。