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台風の余波で首都圏の電車大混乱「駅が地獄絵図」「混み過ぎて暑いし悲鳴聞こえるし殴り合いしてる」

2018年10月01日 13:11  キャリコネニュース

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台風24号は、9月30日の夜から10月1日未明にかけて関東を通過した。1日は台風一過の晴天となったが、爪痕は大きく、交通機関に大幅な乱れが出ている。

JR東日本は当初、首都圏全線で運転を見合わせていたが、山手線、京浜東北線、中央・総武線(各駅停車)、埼京線で運転を再開した。他にも各線で運転見合わせや遅延が起き、朝のラッシュを直撃した。

「寝不足にした挙句朝7時には抜けるって最悪」台風の通過タイミングに恨み言も


川崎駅や横浜駅、武蔵小杉駅など、利用者が集中する駅では入場規制が行われた。ツイッターには、新宿駅や品川駅の混雑の様子を撮影した画像や、

「東京もやばかったけど品川も地獄絵図」
「新宿駅やばい。混みすぎてむし暑いし悲鳴聞こえるし殴り合いしてるし改札出たいだけなのに時間かかった…」
「新宿駅から無事生還したけど、南口はドミノ倒しが発生して悲鳴が凄かったし殴り合いは始まるわ酸欠で倒れこむ人はいるわで地獄だった」

などの嘆きが投稿されている。

京王線は運転見合わせと再開が交互に発生し混乱を生んだ。午前4時半過ぎ、始発電車が線路脇に倒れていた塀と接触し運転を見合わせていたが、午前9時ころに再開。しかし10時半頃、若葉台駅構内で緊急ポイント点検を行ったため、一部列車は再度運休した。その後も遅延が発生している。

台風24号の強風は各地で倒木をもたらした。JR中央線では、四ツ谷駅の快速電車の線路内に倒木が確認され快速の運転を中止。11時51分頃に再開した。都営三田線も、西台・高島平間で倒木があり、11時46分時点で、新板橋駅と西高島平駅の上下線で運転を見合せている。

運休や遅延を受け、他路線の振替輸送を使う人も多くいたようだ。運行している列車に人が集中し、通常より混み合っていたようで、ネットには「浅草線がいつもより混んでいました」「小田急は振替輸送で混んでる」といった声が溢れていた。台風通過のタイミングについて、

「土日潰した挙げ句深夜に通過して、クールビズ終了に合わせて気温32度にする台風とか、今世紀稀に見る無能では?」
「東京人を寝不足にした挙句明日朝7時には抜けてるって最悪の台風やん」

とこぼす人もいた。

「次からは台風翌日も終日運休にして」混乱見越した対応求める声も

今回の台風では、JR東日本が30日夜、首都圏の在来線を8時以降全て運休するという、例に見ない措置を取った。このほか私鉄も、小田急電鉄や西武鉄道が全線運休していた。鉄道各社のこうした対応を評価する声も多く、ネットには、

「JRさん台風当日に早めの運休アナウンス出すのは100点だったので、次回は台風翌日を原状回復のため終日運休にするくらいの勇気ある姿勢を見せてほしい」
「首都圏の計画運休、個人的には正解だったと思う。…けど、強いて言えば、各社局足並みを揃えて20時~翌日の午前中一杯は運休って謳えば、多少なりとも朝の混乱も防げた…のかなとも思う」

と、通過後の混乱を見越した対応を望む声も上がっていた。

10月1日は内定式を行う企業も多い。ツイッターには「台風のせいで内定式遅刻決定」という学生も少なくなかった。