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VWの電気商用車「I.D. Buzz」は自動運転レベル4! モバイルオフィスとしても使えそう

2018年09月30日 21:32  Techable

Techable

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フォルクスワーゲンは、丸みを帯びたデザインで一世を風靡した「バス」をベースとした電気自動車(EV)のコンセプトカー「I.D. Buzz カーゴ」を公開した。

レトロな雰囲気はそのままに、自動運転技術を搭載し、ラップトップPCやヘッドアップディスプレーなども搭載するという最先端の商用車だ。2021年の発売を予定している。・全自動運転の一歩手前Buzz カーゴの大きな特徴としてはまず、レベル4の自動運転に対応することが挙げられる。レベル4といえば、高速道路など特定の環境で自動運転を行い、緊急時もシステムが作動する。完全自動運転の一歩手前といえるレベルだ。

また、航続距離が550キロと長いのも注目すべき点だろう。商用車としての長距離ドライブに対応する。・自動運転で移動中に仕事も車内を見ると、ドライバー席を含め前列は3人がけ。中央の座席は背もたれ部分をたたんで作業スペースとして使うこともできるようだ。

公開された写真では、端末を中央座席部分に固定。運転席は15度回転させることができるので、自動運転で走行する間、端末に向き合って作業するということも可能となる。・レジャーにもうってつけまた、この車ではヘッドアップディスプレーを採用している。つまりダッシュボードがない。必要な情報は全てディスプレーと取り外し可能なタブレットに表示されるとのこと。

もちろん商用車仕様なので後部に荷物はたっぷりと載せられる。仕事用としてだけでなく、サーフィンやキャンプといった何かと荷物が多いアウトドアなどのお出かけにも良さそうだ。

フォルクスワーゲンのバスは可愛らしさと機能性を兼ね備え、世界中で愛された。このI.D. Buzz カーゴもその人気を継承することになりそうだ。

フォルクスワーゲン