2018年F1ロシアGPの土曜予選で、ハースのロマン・グロージャンは9番手、ケビン・マグヌッセンは5番手だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=9番手
残念ながらQ3最後の走行ではアウトラップで渋滞にはまってしまったんだ。アタックを始める際にタイヤが冷えていたため、グリップを得られなかった。Q2でのアタックを再現できなかったことは少し残念だけど、こういうこともある。最後のふたつのコーナーで多くのマシンがかなり減速して列を作っていた。
僕らはレースをハイパーソフトでスタートするが、後ろにはウルトラソフトのルノーが控えている。降格ペナルティを受けたマシンが何台かあったために、ルノーはQ2で走らなかったのに11位と12位からスタートする。
レースがどうなっていくのかは分からない。僕らはベストを尽くすが、9番手はまったく望んでいた位置ではないよ。
ケビン・マグヌッセン 予選=5番手
今日の予選には満足だ。またしてもトップ3チーム以外での最高位につけることができた。僕らにとってはポールポジションみたいなものだよ。良い気分だね。
これ以上ない、最高の結果だよ。一箇所だけ、ターン2でミスがあった。縁石に乗り上げてしまって、そうなるとホイールスピンによってタイムを失うことになる。その時点では厳しいかと思ったが、なんとかいい走りを続けていき、ラップをまとめることができた。
幸い(グリッド降格が決まっていた)レッドブルはQ2で走るのをやめた。つまり大勢のドライバーが(ユーズドの)ハイパーソフトを履いてスタートすることになるわけだ。それは僕らにとっていいことだよ。たとえばフォース・インディアやザウバーがトップ10のすぐ後ろから新品タイヤでスタートするようだったら、状況としては少し不利になっただろうからね。
レッドブルはすぐに順位を上げてくるだろう。どこまで来るかが興味深いところだね。彼らが上位に浮上してくる可能性は十分あるが、僕らはトップ3チームのすぐ下の位置を目指していく。