2018年F1ロシアPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは12番手だった。リカルドは金曜にパワーユニットのエレメント交換を行い、グリッド最後方に降格されることが決まっていたが、土曜にはギヤボックスを交換、さらに5グリッドダウンのペナルティを科された。土曜に発表された暫定グリッドではリカルドは19番グリッドとなっている。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=12番手(Q2ノータイム)
週末が始まる前から、ペナルティを受けることは分かっていたので、予選では本格的に戦うことができず、決勝に集中するということを受け入れるのは、比較的たやすかった。
もしQ3で走っていたら、どのあたりの順位になったのかは知りようがない。でも今週末はマシンにとても満足していて、通常なら相性がよくないはずのサーキットでいいパフォーマンスを見せている。
明日はやるべきことが多い。ようやく僕らにとって楽しい時間がスタートするんだ。最後方までグリッドを降格されたドライバーが何人かいるから、誰が一番早く上位に浮上するか見てみようじゃないか。
タイヤのデグラデーションが高いといいね。真剣にそう願っているんだ。ここまで見たような状況が続くなら、楽に1回ストップで走り切れるドライバーはひとりもいないはずだ。そうなると、僕らがレースに真のエンターテインメントを加えることができるだろう。
いま大事なのは、どのタイヤでレースをスタートするかだ。明日は気温が高くなりそうだし、ターン2までにどういうことが起こるのか、面白くなりそうだ。