2018年F1ロシアGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはポールポジションを獲得した。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 予選=1番手
今季オーストリアGPでポールを獲得して以来ずいぶんと時間があいてしまったから、とてもいい気分だよ!
FP3の後にいくらかの変更を施したところ、予選ではマシンの感触が改善した。予選中は、走行するたびにタイムを縮めているような感じで、Q3ではすべてをうまくまとめるだけでよかった。2回目のランでとてもいいラップを走り、そのタイムでポールを獲得した。とてもうれしい。
今のところ僕らのペースはよさそうだ。金曜にはフェラーリやレッドブルとの差がわずかだったけれど、今日は強さを発揮できたと思う。明日もこのマシンは競争力を示してくれるはずだ。
フェラーリも決勝で強いだろうが、このマシンは、彼らと優勝をかけて戦うチャンスをもたらしてくれるだろう。決め手になるのはスタートだ。いいスタートを切って、逃げ切ることを目標にしなければ。ターン2に向かうストレートはかなりの長さがあるから、後方のライバルたちがいいスタートをすれば、簡単に抜かれてしまうかもしれない。
週末をいい形でスタートし、決勝に向けていいポジションを確保できた。とはいえ肝心なのは明日だ。先頭を維持できるよう全力で走るよ。
(タイトル争いをしているルイス・ハミルトンへのサポートについて聞かれ)僕は優勝を目指す。それが明日のレースへのアプローチだ。ポールからスタートするのに、それ以外の目標はあり得ない。
ただ、僕らはチームで戦っている。ふたつの選手権がかかっているんだ。ルイスはセバスチャン(・ベッテル)に少しの差をつけ、僕にはとても大きな差をつけて、選手権をリードしている。それを常に心に留めておく必要がある。でもレースをスタートする時点では、僕は優勝を目指す。そしてその後の展開を見ていくよ。