2018年F1ロシアGPの土曜予選で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは17番手だった。アロンソはパワーユニット交換によりグリッド降格ペナルティを受けるが、他にも複数のドライバーがペナルティを科される影響で、暫定グリッドでは16番グリッドを割り振られている。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=17番手
今日の予選ではポテンシャルをフルに発揮して戦ったわけではない。グリッドペナルティでスターティングポジションが決まっていたからだ。
そのため今日の予選はふたつの目標を掲げて走った。ひとつは107パーセントルールに引っ掛からないタイムを出すこと。ふたつめはストレートでトウを利用してストフェル(・バンドーン)を助けることだ。僕自身はパフォーマンスランは行わず、エンジンをセーフモードにして走っていた。
僕らはレースペースの向上に焦点を置いて作業を進めてきた。いい戦略を実行し、タイヤをうまく管理して走って、ポイント圏内に近づくことを目指す。
今回はタイヤの扱いが少し難しい。例年より気温が高いからかもしれない。一番軟らかいタイヤを長持ちさせるのは簡単ではないだろう。そういった面で、決勝で僕らが有利になるといいね。
(Crash.netに対し、今回は決勝を重視し、プラクティスを通してMCL33の弱点をカバーするようなセットアップを探していたことについて語り)マシンは改善していると思う。速さを向上させるための解決法をいくつか見つけ出した。ただ、それでも十分な速さはない。この手のサーキットではパフォーマンスが明らかに足りない。
でもモンツァでも競争力がなかったけれど、リタイアする前に一時は11番手を走っていた。ポイントに近いところにいたんだ。だから明日も入賞するチャンスはあると考えている。