YZF-R1の20周年を記念した特別カラーの全日本ロード仕様マシン 9月29日、ヤマハは全日本ロードレース選手権第9戦鈴鹿に、特別カラーの『YZF-R1』で参戦することを発表。ライダーの中須賀克行と野左根航汰は赤・白の特別カラーが施されたマシンで出場する。
11月3~4日に鈴鹿サーキットで開催される全日本ロード鈴鹿は2018年の最終戦。YAMAHA FACTORY RACING TEAM(ヤマハファクトリー)は2018年シーズンの開幕戦から、YZF-R1の20周年を記念して、青をベースとしたカラーリングに初代モデルのYZF-R1のロゴ、20周年記念のロゴを配置したマシンで戦っている。
7月26~29日に開催された鈴鹿8時間耐久ロードレースでは、赤・白の特別カラーを施したYZF-R1で参戦し4連覇を達成。そして、全日本ロード最終戦となる鈴鹿でもYZF-R1の20周年を記念した赤・白の特別カラーのYZF-R1で出場することを発表した。
ヤマハファクトリーは全日本ロードでもYZF-R1の20周年を有終の美で飾れるよう、中須賀克行と野左根航汰のふたりのライダーで好成績獲得を目指すという。
今季9戦中8勝を獲得し、チャンピオンを目指す中須賀克行は「鈴鹿8耐に続き、赤と白のYZF-R1で参戦できるということで、MFJGPが今からとても楽しみです。おそらくチャンピオン決定はこのMFJGPになると思いますが、どうなったにしてもきっちり2連勝してR1の20周年を締め括りたいと思います。ぜひ、ご期待ください」とコメント。
最終戦で特別カラーのYZF-R1を初めて駆ることとなる野左根航汰は「赤と白のYZF-R1はMFJGPが初の走行になりますが、鈴鹿8耐で見た時からずっと乗りたかったので、とてもワクワクしているし、身の引き締まる思いです。今シーズンは優勝が一度もありませんが、特にMFJGPでは中須賀選手に一矢報いる走りで優勝し、R1の20周年に華を添えたいと思います」と語り優勝を目指す。
また、10月19~21日にツインリンクもてぎで開催されるMotoGP第16戦日本GPに7年連続ワイルドカード参戦する中須賀克行は同じく、赤と白の特別カラーを施した『YZR-M1』でレースに挑む。