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ラースラーセンが「エルラーセン」に、ブランド刷新でニコライ・バーグマンとのコラボモデルも

2018年09月28日 12:53  Fashionsnap.com

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デンマーク発の腕時計ブランド「ラースラーセン(LARS LARSEN)」がリブランディングし、ブランド名を「エルラーセン(LLARSEN)」に変更した。今秋から新しいコンセプトでコミュニケーションを行う。

 ブランドは2012年にデンマークの南西スヴェンボーで誕生。「Made in Denmark」にこだわり、デザインから製造までをデンマーク国内で行っている。今回、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」などのラグジュアリーブランドで経験を積んだマリーズ・オステルガルドを新たにクリエイティブディレクターに迎え、リブランディングを図った。
 ブランド名変更の理由についてオステルガルドは「よりアーバンで包括的な意味合いを含めたライフスタイルブランドというアイデンティティを打ち出すため。ロゴも刷新し、新しいビジョンを映し出したものとなっている」と説明し、ECサイトからパッケージング、ブランドカラー、マーケティングに至るまで新たなコンセプトに基づいて展開する。デンマーク語で"家族や友人たちと過ごす居心地が良い時間や空間"を意味する「ヒュッゲ(Hygge)」の精神からインスパイアされたムービーを制作するなど、国別幸福度ランキングでも常に上位のデンマークの価値観をグローバルに訴求していくという。
 また、新たな施策の一つとして、同郷デンマーク出身のフラワーアーティスト ニコライ・バーグマンと初のコラボレーションを実施。花のシルエットを文字盤に投影した「グロリオサ」(1万9,000円)や「サンフラワー」(2万6,000円)を10月初旬から、ブランドの最小ケースモデル「LYKKE」にリリーの柄を描いたミラネーゼメッシュブレスレットの「フリル リリー」の3モデルを11月中旬から順次発売する。
 前任のダン・コーフィツェンに代わりCEOに就任したアラン・ヤンセンは「日本には2016年に上陸して以来年々売上も増加しており、重要マーケットとして位置付けている。北欧ウォッチの人気の高まりは日本でもここ数年浸透してきているが、我々の強みは『Made in Denmark』。他のブランドがアジアなどで製造を行う中、国内の自社の工場で職人が手がけているので品質管理も目が行き届いていることがブランドの競争力」とコメント。今後さらにブランドのコンセプトや背景を伝えることに注力し、コラボレーションも積極的に行っていくという。
[[https://youtube.owacon.moe/watch?v=8ukKlqVmKno]]
問い合わせ先:(株)大沢商会 03-3527-2682■ 公式サイト