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重さ2トンの水晶玉が住宅街の坂道を転がり落ちる(台湾)

2018年09月28日 09:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

坂道を転がり落ちた巨大な水晶(画像は『自由時報 2018年9月25日付「2噸水晶球沿街滾 撞壞5輛汽機車和民宅」(記者吳昇儒攝)』のスクリーンショット)
台湾・基隆市の路地で25日昼頃、重さ2.1トンの巨大な水晶玉が坂道を転がり落ちる事故が起きた。水晶玉は道路脇に止まっていたバイクや民家にぶつかりながら約200メートル転がり、停車中の乗用車とすぐそばのゲームセンターのガラス窓にぶつかりようやく止まった。なお、水晶玉の持ち主の男性が追いかける際に転んで軽い怪我をした以外は、怪我人はいないということだ。

『自由時報』が報じたところでは、この持ち主は骨董品を収集する70歳の男性。この日は水晶を買いたいという客が「外で見た方がよく見える」とリクエストしたため、クレーン業者を呼び水晶玉を移動させていた。しかし水晶を結んでいた縄が切れ、転がったという。

持ち主の男性によれば、この水晶は以前中国から台湾に入ってきた茶水晶で、当時の台湾では最大の水晶玉だったという。1860年にブラジルで採掘されたもので、触るだけで金運や健康運が高まると言われている。男性は100万元(約368万円)で購入したが、現在は400万元(約1473万円)の値がついていたそうだ。

しかし今回の事故で水晶玉の表面にはいくつもの傷が付いてしまい、男性は「もう売らない」と話している。幸運をもたらすと言われた水晶だが、売り物にならなくなっただけでなく破損した民家や乗用車などの損害賠償の問題を前に男性は頭を抱える。ただ、この路地のさらに下方には人々が行き交う安楽市場があったことを考えれば、ここで水晶が止まったのは不幸中の幸いだったと言えよう。

画像は『自由時報 2018年9月25日付「2噸水晶球沿街滾 撞壞5輛汽機車和民宅」(記者吳昇儒攝)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)